シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007A14

有価証券報告書抜粋 日本和装ホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表及び当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
これらの作成に当たりましては、債権の回収可能性に関する判断等、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づいて行った見積りを含んでおります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の業績等の概要は「1業績等の概要」に記載したとおりでありますが、このうち売上高の減少要因と営業経費の減少要因について、当連結会計年度に実施いたしました営業施策に関係付けて分析すると、以下のとおりであります。

①売上高減少の要因
当連結会計年度の販売機会別の対前期比較は下記のとおりです。
・無料きもの着付教室(新規受講者)による取扱高が、前期比で58百万円減少
・卒業生(会員)向け教室による取扱高が、前期比で26百万円減少
・卒業生(会員)向け販売イベントによる取扱高が、前期比で1,184百万円減少
この結果、売上高は4,978百万円(前期比13.8%減)となりました。

②営業経費減少の要因
営業経費が減少いたしましたのは、統廃合による営業拠点数の減少に伴う固定費の減少や、卒業生(会員)向け販売イベント関連費の減少が主な要因です。
(前期比で減少額の大きい費用)
・営業拠点数の減少に伴う固定費が前期比531百万円の減少。
・卒業生(会員)向け販売イベントの効率的な運営により、イベント経費が前期比206百万円の減少。
・アウトソーシング、人材派遣等の見直しにより、支払手数料が前期比114百万円の減少。
・会報誌のWEB化や企業PRの見直し等により、広告宣伝費が前期比105百万円の減少。
・役員報酬、着付け講師の報酬改定等により、人件費が前期比80百万円の減少。

(3)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①流動性と資金の源泉
当社グループの所要資金は、大きく分けて販売仲介の過程で生じる契約企業への支払資金、割賦販売斡旋業に係る立替資金及び経常の運転資金であります。
これらの資金のうち、契約企業への支払資金については、セミナーやイベントなどの販売機会において消費者が購入した販売代金をいったん当社が受領し、10日後に精算することから、資金の流動性には問題はないと考えております。割賦販売斡旋業に係る立替資金については、所要資金の不足を銀行借入や割賦債権の流動化及び自己資金により調達しております。また、経常運転資金については自己資金により賄っております。
現状、ただちに資金が不足する状況にはありませんが、回収よりも支払が先行する割賦販売斡旋事業については、業況の変化等について十分に考慮し、必要な流動性を確保していく所存であります。

②キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、1,299百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローは、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は1,203百万円(前年同期は673百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が180百万円、日本和装クレジット株式会社において回収に注力したことによる割賦売掛金の減少989百万円等によるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果獲得した資金は355百万円(前年同期は249百万円の使用)となりました。これは、定期預金の解約による収入129百万円、土地の売却による収入237百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は1,276百万円(前年同期は148百万円の獲得)となりました。これは、短期借入金が513百万円増加した一方で、長期借入金の返済による支出1,662百万円、社債の償還による支出100百万円、配当金の支払45百万円を行ったこと等によるものです。

③資産、負債及び純資産
(ⅰ)資産
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末から1,425百万円減少し、6,310百万円(前年同期比18.4%減)となりました。これは、日本和装クレジット株式会社において、新規契約の増加よりも債権回収に力を入れたことにより割賦売掛金が989百万円減少したことや、土地が売却等により195百万円減少したこと等によるものです。
(ⅱ)負債
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末から1,457百万円減少し、4,065百万円(前年同期比26.4%減)となりました。これは主に、社債が償還により100百万円減少したことや、日本和装クレジット株式会社の長期借入金等が返済により1,394百万円減少したこと等によるものです。
(ⅲ)純資産
当連結会計年度末の純資産につきましては、剰余金の配当を45百万円実施し、当期純利益71百万円を計上したこと等により、前連結会計年度末から32百万円増加し、2,245百万円(前年同期比1.5%増)となりました。
この結果、当連結会計年度末における自己資本比率は35.4%となっております。

(将来見通しに関する記述について)
上記の本文中、将来に関する事項については提出日現在において判断したものでありますが、多分に不確定な要素を含んでおります。従いまして実際の実績や財政状態等は、業況の変化などにより、本文に記載されている予想とは異なる場合があります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05631] S1007A14)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。