有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081GU
イー・ギャランティ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による各種政策を背景に企業収益や雇用情勢などが改善し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、中国をはじめとする新興国経済の減速に加え、年明け以降の円高進行による企業業績の悪化懸念が強まり、わが国の景気先行きについては不透明な状況となっております。当社グループを取り巻く環境を見ますと、当連結会計年度における企業倒産件数は8,408件となっており、前年同期比7.0%減少(帝国データバンク調べ)となるなど、依然として倒産は抑制されている状況にあります。
このような環境下、信用リスク保証サービスは引き続き堅調に推移いたしました。信用リスク受託ビジネスにおける裾野拡大を目指し、新たなチャネルとして城北信用金庫、芙蓉総合リース株式会社、大阪商工信用金庫、さわやか信用金庫と提携するなど販路拡大に向けた施策を実行する一方で、リスク移転手法の多様化のため、リスク移転先を追加すべく、当社が引受けた信用リスクへの投資を目的とした新たなファンドへ出資し、将来の保証残高拡大に対応する信用リスク受託の基盤を整えました。
当社グループの事業は、「信用保証事業」のみの単一セグメントにより構成されており、商品別の業績は、次のとおりであります。
① 事業法人向け保証サービス
事業法人向け保証サービスにおきましては、全国各地で新規顧客開拓や販路拡大に向けた施策を実行いたしました。また、問い合わせ件数が増加し、当該サービスに係る売上高は4,284,107千円(前年同期比8.5%増加)となりました。② 金融法人向け保証サービス
金融法人向け保証サービスにおきましては、金融機関に対する積極的な提案を行った結果、当該サービスに係る売上高は138,220千円(前年同期比17.5%増加)となりました。以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高4,422,327千円(前年同期比8.8%増加)、営業利益1,829,119千円(同18.9%増加)、経常利益1,857,003千円(同18.9%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益1,111,643千円(同22.9%増加)となりました。
なお、保証引受け残高の推移は次のとおりであります。
(単位:千円)
第14期 (2014年3月期) | 第15期 (2015年3月期) | 第16期 (2016年3月期) | |
売掛債権保証サービスに係る保証債務 | 194,810,860 | 226,351,158 | 257,613,540 |
買取債権保証サービスに係る保証債務 | 3,237,569 | 3,270,416 | 3,922,988 |
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ761,284千円増加し、1,992,517千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動の結果増加した資金は1,738,850千円(前連結会計年度は1,191,986千円の増加)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益1,857,003千円であります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動の結果減少した資金は630,894千円(前連結会計年度は3,272,516千円の減少)となりました。主な減少要因は、投資有価証券の取得による支出800,000千円等であります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動の結果減少した資金は346,671千円(前連結会計年度は166,151千円の減少)となりました。主な減少要因は、配当金の支払額286,787千円等であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05665] S10081GU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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