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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007MOH

有価証券報告書抜粋 株式会社DDグループ 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
① 連結会計年度の全社業績(単位:千円、%)
前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率
売上高26,079,24029,820,3493,741,10914.3
営業利益964,173952,897△11,276△1.2
経常利益956,116889,811△66,304△6.9
当期純利益又は
当期純損失(△)
385,795△262,038△647,834-
営業利益率3.73.2△0.5ポイント

当連結会計年度(2015年3月1日~2016年2月29日)におけるわが国経済は、企業業績の改善や雇用情勢の好転により、緩やかな景気回復の基調が続いております。更に、景気の先行きにつきましても、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって緩やかに回復していくことが期待され、また、訪日外国人観光客による旺盛なインバウンド需要などにより、改善傾向が見込まれております。しかしながら、中国経済をはじめとした海外景気の下振れなど、我が国の景気を下押しするリスクや金融資本市場の変動には留意する必要があり、未だに不透明さが残る状況でありました。
当社グループを取り巻く経営環境におきましても、外食業界における個人消費の持ち直しにより徐々に改善傾向にあるものの、企業間の顧客確保の競争は激しさを増している厳しい状況で推移いたしました。
この様な環境下、当社グループは『世界一のエンターテイメント企業グループ』へ向けた収益基盤強化を図るため、当連結会計年度におきましては、高収益ブランド店舗の新規出店及び新規ブランドの店舗開発、並びに当該新規ブランド店舗の早期立ち上げ等に注力してまいりました。
なお、当連結会計年度におきましては、過去最多となる年間43店舗の新規出店(前連結会計年度31店舗)を行ったことにより、売上高においては前連結会計年度比で増収となったものの、海外ウェディング事業の立ち上がりの遅れや海外飲食事業の不振等の事由により、利益面においては前連結会計年度比で減益となっております。

以上の結果、当連結会計年度の当社グループの店舗展開状況につきましては、43店舗の新規出店、6店舗の業態変更(業態変更による店舗統合により1店舗減)、13店舗の退店により直営店舗数は265店舗となり(国内 2016年2月29日現在、海外 2015年12月31日現在)、連結業績は、売上高29,820,349千円(前連結会計年度比14.3%増)、営業利益952,897千円(前連結会計年度比1.2%減)、経常利益889,811千円(前連結会計年度比6.9%減)、当期純損失は262,038千円(前連結会計年度は385,795千円の当期純利益)となりました。

② 連結会計年度のセグメント業績
『飲食事業』(単位:千円、%)
前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率
売上高19,340,46822,466,4863,126,01716.2
セグメント利益1,674,3191,625,328△48,991△2.9
セグメント利益率8.77.2△1.4ポイント

マルチ(複数)ブランド戦略を推進する飲食事業におきましては、当社グループ飲食事業における高収益ブランドである「わらやき屋」ブランドや「九州 熱中屋」ブランド、「美食米門」ブランド等の店舗を首都圏及び中京圏、関西圏に新規出店するとともに、既存店におきましては「コンセプト」・「空間」・「ストーリー」を一層魅力あるものにし、お客様のリピート率向上を図るため、従来以上にQSC(Quality:品質、 Service:サービス、Cleanliness:清潔さ)の強化・徹底に取り組んでまいりました。また、既存ブランドの出店だけでなく、新規ブランドとして国内においては、「ザ・ステーキ六本木(非アルコール業態)」、「九州食堂 Gachi(おひとりでも楽しめる低価格帯居酒屋)」、「KAWAII MONSTER CAFE(コンセプトレストラン)」、「BISTRO French Paradox(フレンチレストラン)」等を出店、海外においては、米国ハワイ州に「BREAD&BUTTER(カフェ)」を出店する等、新規出店による業容拡大並びに更なるブランドポートフォリオの拡充に努めてまいりました。
なお、当連結会計年度においては、39店舗の新規出店(前連結会計年度28店舗)を行ったことにより、売上高においては前連結会計年度比で増収となったものの、海外ウェディング事業の立ち上がりの遅れや海外における飲食事業の不振等の事由により、利益面においては前連結会計年度比で減益となっております。しかしながら、既存高収益ブランド店舗は堅調に推移していることから、今後におきましても、既存高収益ブランドを中心とした積極出店を行ってまいります。
店舗展開状況につきましては、39店舗の新規出店、6店舗の業態変更(業態変更による店舗統合により1店舗減)、10店舗の退店により計219店舗となり(国内 2016年2月29日現在、海外 2015年12月31日現在)、当連結会計年度における売上高は22,466,486千円(前連結会計年度比16.2%増)、セグメント利益は1,625,328千円(前連結会計年度比2.9%減)となりました。

『アミューズメント事業』(単位:千円、%)
前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率
売上高6,684,0427,317,439633,3979.5
セグメント利益838,2281,133,361295,13335.2
セグメント利益率12.515.52.9ポイント

アミューズメント事業におきましては、「BAGUS」ブランドを首都圏及び九州圏に新規出店するとともに、既存店においてはビリヤード・ダーツ部門では新規顧客層の獲得による顧客層拡大に注力する一方、一部店舗におきましてフレアバーテンディングや専属インストラクターのレッスン等を実施することにより、リピーターのお客様満足度を向上させる施策を導入するなど、店舗のブラッシュアップに努めてまいりました。複合カフェ部門では非稼働エリア・非稼働時間帯の稼働向上策及び各種キャンペーンを実施することで集客力向上に取り組む一方、MSR(ミステリーショッピングリサーチ)への取り組み強化により、お客様満足度の向上に取り組んでまいりました。
なお、当連結会計年度においては、4店舗の新規出店(前連結会計年度3店舗)を行ったことにより、売上高は前連結会計年度比で増収となっており、利益面においても既存店売上高が堅調に推移するなかで販売費及び一般管理費の適切なコントロールを行った結果、前連結会計年度比で増益となっております。
店舗展開状況につきましては、4店舗の新規出店、3店舗の退店により計46店舗となり、当連結会計年度における売上高は7,317,439千円(前連結会計年度比9.5%増)、セグメント利益は1,133,361千円(前連結会計年度比35.2%増)となりました。

『ライセンス事業』(単位:千円、%)
前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率
売上高54,72936,423△18,306△33.4
セグメント利益15,61517,7672,15113.8
セグメント利益率28.548.820.2ポイント

ライセンス事業におきましては、「九州 熱中屋」ブランドのフランチャイズ募集に加え、既存ライセンス店舗及び既存フランチャイズ店舗のサービス力向上を目的としたフォローアップに注力いたしました。
店舗展開状況につきましては、9店舗となり、当連結会計年度の売上高は36,423千円(前連結会計年度比33.4%減)、セグメント利益は17,767千円(前連結会計年度比13.8%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,380,336千円の資金増、投資活動によるキャッシュ・フローが2,536,023千円の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが567,590千円の資金増となった結果、前連結会計年度と比べ595,118千円減少し、3,908,087千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は1,380,336千円(前連結会計年度は1,723,987千円の獲得)となりました。主な要因といたしましては、減価償却費、税金等調整前当期純利益がそれぞれ808,731千円、514,585千円あったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は2,536,023千円(前連結会計年度は2,048,448千円の使用)となりました。主な要因といたしましては、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出、差入保証金の差入による支出がそれぞれ2,127,120千円、421,179千円あったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は567,590千円(前連結会計年度は1,044,174千円の獲得)となりました。主な要因といたしましては、長期借入金の返済による支出、社債の償還による支出がそれぞれ2,105,981千円、400,000千円があったものの、長期借入れによる収入3,281,470千円があったこと等によるものであります。

(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2013年2月期2014年2月期2015年2月期2016年2月期
自己資本比率(%)24.023.922.919.5
時価ベースの自己資本比率(%)27.427.721.244.3
キャッシュ・フロー対
有利子負債比率(年)
4.94.74.66.1
インタレスト・カバレッジ・
レシオ(倍)
15.716.018.314.1
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを使用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いは連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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