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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007QRB

有価証券報告書抜粋 コムチュア株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況


(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、長引くデフレから脱する状況の中、経済の好循環が回り始め、設備投資や個人消費への波及には遅れが見られるものの、雇用・所得環境の改善に支えられ、景気は緩やかな回復基調を維持してきました。
国内ITサービス市場においては金融機関における統合案件や、企業の業績回復を背景にしたシステム更新/新規投資などにより、対前年で3.0%の成長となりました(IT専門調査会社 IDC Japan株式会社)。
このような経営環境の中、当社グループにおきましては、クラウド市場の伸びを想定して早くから取組んできましたクラウドビジネスを中心に、4つの分野での事業(グループウェアソリューション事業、ERPソリューション事業、Webソリューション事業、ネットワークサービス事業)の拡大及びビッグデータ等の新たな技術・分野への取組みを推進してまいりました。また、現場の第一線にてお客様の要望や関心(ささやき)を吸い上げ、社内で知恵出しを行い、新たな提案・サービス(カタチ)にしてお客様に応える「ささやきをカタチに」する活動を重点施策の一つとして実行いたしました。同時に高付加価値化の追求、生産性向上と高品質への取組みも継続的に行ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は11,349,590千円(前期比15.1%増)、営業利益は1,293,274千円(前期比22.5%増)、経常利益は1,295,441千円(前期比22.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は823,595千円(前期比28.4%増)となりました。
主にクラウド事業の拡大、金融分野での受注拡大、ビッグデータなどの新技術への取組み、マイナンバーなどの新たな事業の拡大により当社グループのビジネスは堅調に推移し、売上高は対前年15.1%増と6期連続の増加となりました。利益面では、継続的な高付加価値化戦略による一人当たり売上高の増大、事業拡大による増益などにより、一人当たり労務費の増加や事業拡大・強化のための投資を行いつつも、親会社株主に帰属する当期純利益は対前年28.4%増と5期連続の増加で過去最高益となりました。

セグメント別の業績(売上高には内部売上高を含む)を示すと、次のとおりであります。
① ソリューションサービス関連
当セグメントにおきましては、クラウド市場の成長を背景としたクラウド事業の拡大、金融関連案件の受注増及びビッグデータなどの新たな技術領域の立ち上げにより、当連結会計年度の売上高は7,597,052千円(前期比22.0%増)、営業利益は859,503千円(前期比34.1%増)となりました。
② プロダクト販売関連
当セグメントにおきましては、クラウドビジネスの拡大におけるセールスフォース・ドットコムのライセンスの売上増加などにより、当連結会計年度の売上高は146,576千円(前期比0.5%増)、営業利益は68,833千円(前期比9.9%増)となりました。
③ ネットワークサービス関連
当セグメントにおきましては、クラウド活用、大規模インフラ構築及びシステム運用サービス並びに新たな基盤系ソリューション、マイナンバーやオープンソースソフトウェア(OSS)に関する事業の立ち上げなど、積極的な事業展開をいたしました。その結果、当連結会計年度の売上高は3,819,073千円(前期比4.9%増)、営業利益は364,937千円(前期比0.5%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて424,515千円増加し、2,297,518千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は、780,243千円(前期比7.3%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,285,489千円に対し、売上債権の増加額328,481千円、法人税等の支払額317,839千円があったことによるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、103,582千円(前期は34,928千円の獲得)となりました。これは主に、保険積立金の解約による収入52,028千円に対し、差入保証金の差入による支出79,781千円、無形固定資産の取得による支出35,843千円、有形固定資産の取得による支出23,385千円があったことによるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は252,145千円(前期比79.7%減)となりました。これは主に、配当金の支払額251,606千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05678] S1007QRB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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