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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10078CU

有価証券報告書抜粋 株式会社ジーエヌアイグループ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表はIFRSに準拠して作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積り及び判断を行っております。また、実際の結果は見積りによる不確実性がある為、これらの見積りと異なる場合があります。当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第一部 企業情報、第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、 (1)連結財政諸表、連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績及び分析は以下の通りです。

連結経営成績概要
(単位:千円)
前連結会計年度当連結会計年度増減
売上収益474,7171,016,670541,953
売上総利益313,548775,724462,176
営業利益(△は損失)△378,857△633,165△254,308
当期利益(△は損失)△285,852△668,557△382,704


売上収益及び売上総利益
当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度に比べ、541,953千円増加の1,016,670千円となりました。売上収益の約77%は、当社の連結子会社である北京コンチネント薬業有限公司(北京コンチネント)におけるアイスーリュイの売上です。売上総利益は、前連結会計年度に比べ、462,176千円増加の775,724千円となりました。

営業利益(損失)
当連結会計年度の営業損失は、前連結会計年度の378,857千円の損失に比べ、633,165千円の損失となりました。254,308千円の損失の増加は、前連結会計年度に一時的に発生した146,642千円の債務免除益が当連結会計年度にはなかったこと、並びに、当連結会計年度において、主に連結子会社の上海ジェノミクス有限公司(上海ジェノミクス)及びGNI-EPS Pharmaceuticals, Inc.(GEP天津)における研究開発活動の拡大による同費用の増加によるものです。

当期利益(損失)
当連結会計年度の当期損失は、前連結会計年度当期損失の285,852千円から382,704千円増加し、668,557千円となりました。当期損失の増加は、営業損失の増加に比較して大きなものとなっておりますが、これは、前連結会計年度においては、為替差益と受取利息があったことから同年度の当期損失が低く抑えられていたためです。

なお、研究開発費、販売費及び一般管理費の状況は、次の通りです。

研究開発費、販売費及び一般管理費の明細
(単位:千円)
前連結会計年度当連結会計年度増減
販売費及び一般管理費716,2141,049,659333,444
人件費224,115296,35372,237
販売手数料169,268412,740243,471
研究開発費139,454379,102239,648


当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ333,444千円増加し、1,049,659千円となりました。これは、一部は、北京コンチネントにおけるアイスーリュイの販売増加のための人員の増強によるものであり、また、アイスーリュイの売上増加に比例した販売手数料の増加によるものです。研究開発費の239,648千円の増加は、連結子会社である上海ジェノミクスとGEP天津での臨床試験によるものに加え、北京コンチネントにおける研究開発費の一時的な調整によるものです。

当連結会計年度金融収益
当連結会計年度の金融収益は、前連結会計年度より76,231千円減少し、27,802千円となりました。

当連結会計年度金融費用
当連結会計年度の金融費用は、前連結会計年度の11,028千円から増加し、44,283千円となりました。

当社グループは、研究開発・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」「中国」「米国」の3つにセグメントを区分しています。セグメント別の状況は次の通りです。

(日本)
当連結会計年度における日本セグメントの売上収益は、前連結会計年度の21,017千円から増加し、23,444千円となりました。これは、和光純薬工業株式会社への輸入販売売上高が増加したためです。セグメント損失は、前連結会計年度の340,737千円から減少し、314,918千円となりました。

(中国)
当連結会計年度における中国セグメントの売上収益は、前連結会計年度の473,454千円から増加し、1,012,981千円となりました。これは、アイスーリュイの売上高が増加したためです。セグメント損失は、前連結会計年度の37,959千円から増加し、287,256千円となりました。これは、主として、アイスーリュイの販売増加のための人員の増強及び研究開発費の増加により販売費及び一般管理費が増加したことによるものです。

(米国)
当連結会計年度における米国セグメントのセグメント損失は、30,638千円となりました。これは主に、投資損失によるものです。

(3)財政状態に関する分析
当連結会計年度末における財政状態及びキャッシュ・フローの状況は以下の通りです。

当連結会計年度終了時の連結財政状態及び連結キャッシュ・フロー
(単位:千円)
前連結会計年度当連結会計年度増減
資産6,774,1696,385,579△388,590
営業活動によるキャッシュ・フロー△567,075△382,203184,871
投資活動によるキャッシュ・フロー△742,707△1,253,550△510,843
財務活動によるキャッシュ・フロー2,120,109231,416△1,888,692


資産
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べて388,590千円減少し、6,385,579千円となりました。これは、主として、営業損失の計上による現金の減少があった一方、非流動資産の増加によりその一部が相殺されたことによるものです。

営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度の567,075千円と比べて382,203千円の支出となりました。主な支出は、税引前損失669,623千円から、減価償却費、営業債権、棚卸資産及び金融収益等を差し引いたものであります。

投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度の742,707千円と比べて1,253,550千円の支出となりました。主な支出は、投資有価証券取得による741,951千円、有形固定資産取得による279,559千円及び定期預金の増加245,640千円であります。

財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度の2,120,109千円と比べて231,416千円の収入となりました。主な収入は、長期借入金の230,474千円であります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05712] S10078CU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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