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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082EA

有価証券報告書抜粋 飛島建設株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析



当社においては、「防災のトビシマ」、「建ててから始まる真のお付き合い」をスローガンに、社会基盤整備の要請やお客様の要望に応えるべく、防災・減災、環境保全、効率化・高品質化、社会資本の再生・長寿命化に資する技術の研究開発に取り組んでいる。
当連結会計年度における研究開発費は358百万円であった。当社の研究開発体制及び当連結会計年度の主な研究開発成果は以下のとおりである。なお、連結子会社の研究開発活動について、特記すべき事項はない。

(土木事業)
〔効率化・省力化、品質向上、コスト縮減、周辺環境保全に向けた最新技術の開発〕
トンネル・シールド・ダム・橋梁などの工事における、コンクリートの品質向上、施工の効率化、騒音振動の低減など、土木分野の品質の向上、コスト縮減、周辺環境保全に寄与する様々な技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、コンクリート温度を連続測定し練上がり温度を自動制御して高品質なトンネル吹付けコンクリートを提供する「スマートバッチャプラント」、可変型カッタにより巨礫や岩を含むあらゆる土質に適応してシールド長距離掘進を実現する「カメレオンカッタ工法」などが挙げられる。

〔維持補修・リニューアル技術の開発〕
成熟期を迎える都市インフラの点検・診断、補修・補強のニーズに対応する技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、都市鉄道トンネルでの適用を目指し、作業終了後短時間での強度発現を実現した断面修復工法「TDRブレイブショット工法」、鋼製セグメント区間の二次覆工の要求性能(防食性、平滑性、耐荷力、耐久性)を満足する特殊モルタルによるシールドトンネルの覆工構築技術「TDRショットライニングシステム」などが挙げられる。

〔環境関連技術の開発〕
地球環境保全のニーズに対応するため、様々な環境関連技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、間伐材を有効利用して地震減災と地球温暖化緩和を同時に実現する「丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法」、地域と連携した再生可能エネルギー事業に向けた「小水力発電所建設技術」などが挙げられる。

(建築事業)
〔防災関連技術の開発〕
安全・安心な社会の構築に寄与する様々な防災関連技術の研究開発に取り組んでいる。
主な研究開発成果としては、高効率の増幅機構によりコンパクトなダンパーで高い性能を発揮する“増幅機構付油圧制震ブレース「トグル制震構法」”の改良技術、制震部材「レンズ型せん断パネルダンパー」を用いたエネルギー法による設計法の構築、国土交通省より壁倍率2.3倍を取得し木造住宅の耐震性能を大きく向上する摩擦系制振ダンパー「木造用リング摩擦ダンパー」などが挙げられる。

〔品質向上、コスト縮減、生活環境保全に向けた最新技術の開発〕
建築工事における、コンクリートの品質向上、快適な空間の創出、騒音振動の低減など、建築分野の品質の向上、コスト縮減、生活環境保全に寄与する技術の研究開発に取り組んでいる。

(開発事業等)
当連結会計年度においては、研究開発活動は特段行っていない。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


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