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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YTZ

有価証券報告書抜粋 王子ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、国内においては、円安や原油安、インバウンド消費等を背景に企業収益は総じて回復基調にありましたが、年明けから急激な円高と株価下落により足許では先行き不透明感が強まっています。海外においては、米国は堅調な個人消費を背景に緩やかな景気拡大を続けているものの、資源価格の大幅な下落や通貨安の影響から新興国・資源国の景気減速懸念が続いており、加えて、欧州債務問題の展開や各地の地政学的リスク等も不安定要因になっています。

各セグメントの状況は、次のとおりです。

○生活産業資材
国内事業では、段ボール原紙は、前年に対し、輸出は増加しましたが、国内向け販売は低調に推移し、国内・輸出合計では販売量は減少しました。段ボールは、飲料・青果物関係等が堅調に推移し、販売量は増加しました。家庭用紙は、ティシュペーパー、トイレットロールともに販売量は増加しました。紙おむつは、子供用はリニューアル品の販売好調等により販売量は大幅に増加し、大人用も増加しました。
海外事業では、主要な事業展開地域である東南アジアにおいて、段ボール原紙の販売は堅調に推移し、段ボールの販売も飲料・加工食品関連を中心に堅調に推移しました。また、2014年12月に買収により連結子会社化したOji Fibre Solutions (NZ) Ltd.が対前年増収に寄与しました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 603,759百万円 (前期比 7.5%増収)
(外部顧客への売上高 561,981百万円)
連結営業利益: 18,774百万円 (前期比 29.2%増益)

○機能材
特殊紙の国内販売は、新製品開発・新規顧客開拓に注力し拡販を進めましたが、一部事業から撤退した影響等もあり前年に対し減少しました。輸出販売は、新規受注等により前年に対し増加しました。感熱紙の国内販売は、堅調に推移しました。
海外事業では、感熱紙の販売は、北米では減少しましたが、欧州・南米においては増加しました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 210,957百万円 (前期比 6.3%減収)
(外部顧客への売上高 193,084百万円)
連結営業利益: 11,913百万円 (前期比 27.2%増益)

○資源環境ビジネス
国内事業では、レーヨン用途パルプは、輸出向けが販売好調であり、前年に対し増加しました。また、2015年4月から宮崎県日南市において、2016年1月からは北海道江別市においてバイオマスボイラーによる売電を開始しました。北海道ニセコ町においては、水力発電所のリフレッシュ工事完了により売電が増加しました。
海外事業では、パルプ販売は、2015年1月より江蘇王子製紙有限公司でパルプ製造設備の営業運転を開始したこと、また、2014年12月に買収により連結子会社化したOji Fibre Solutions (NZ) Ltd.の寄与により、前年に対し増加しました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 267,661百万円 (前期比 26.5%増収)
(外部顧客への売上高 224,305百万円)
連結営業利益: 31,505百万円 (前期比 111.1%増益)

○印刷情報メディア
新聞用紙の販売は、発行部数減の影響等により、前年に対し減少しました。印刷・情報用紙の販売は、需要減の影響等により前年に対し減少するも、売上高は価格修正効果によりほぼ前年並みとなりました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 309,418百万円 (前期比 0.5%減収)
(外部顧客への売上高 279,825百万円)
連結営業利益: 2,253百万円 (前期は671百万円の営業損失)

○その他
機械事業等の減収により、売上高は前年に対し減少しました。
これらによりその他の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 266,717百万円 (前期比 3.4%減収)
(外部顧客への売上高 174,398百万円)
連結営業利益: 8,855百万円 (前期比 10.7%増益)
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比し、9,485百万円減少の47,643百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費78,579百万円(前連結会計年度は70,825百万円)、税金等調整前当期純利益27,016百万円(同37,703百万円)などにより、128,051百万円の収入(同90,925百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出、投資有価証券の売却及び償還による収入などにより、43,328百万円の支出(前連結会計年度は165,549百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済などにより、89,762百万円の支出(前連結会計年度は77,380百万円の収入)となりました。
なお、当連結会計年度末の有利子負債の残高は、前連結会計年度末に比して84,846百万円の減少となっています。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00642] S1007YTZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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