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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XML

有価証券報告書抜粋 株式会社トーモク 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度のわが国経済は、新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さが見られたものの、政府や日銀による経済対策、金融緩和策を背景に、雇用・所得環境の改善や設備投資の緩やかな増加などにより、基調としては緩やかな回復が続きました。
このような状況の下、当社グループの連結売上高は151,353百万円(前期比1.9%増)、連結経常利益は5,605百万円(同31.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,577百万円(同240.6%増)となりました。

セグメントの業績は次の通りです。

段ボール
段ボールの需要は、国内経済が総じて緩やかな回復基調にある中、飲料や青果物等の食料品向けの増加により生産量は前年を上回りました。
当社グループの段ボール生産量につきましては、飲料等の加工食品向けや通販・宅配向け等が増加し、需要の伸長率を上回りました。
当社は、甲信地区の段ボール需要に対応するため、長野県茅野市に予てより保有していた土地に、高品質、高効率、高付加価値の新しきビジネスモデルに取り組む長野工場を竣工し、本年3月に稼働開始致しました。
一昨年の大雪により被災した館林工場は、労働環境に配慮した加工場に建替え、生産性と品質の向上を目指して最新鋭の加工機に更新し、昨年末にはIT機器を装備したインテリジェント・オフィスを目指した事務所棟を工場棟に併設致しました。
神戸工場は、世界最速のコルゲートマシンTM450Ⅱをはじめ当社の技術の粋・オリジナリティを随所に織り込んだ最新鋭の設備等を導入して、「感動のモノ創りを」との想いを込めた先端工場として期初から順調に稼働しております。昨年8月には浜松工場の加工の生産能力増強と品質強化を目的に最新鋭の加工機に更新致しました。
人材育成については、製造技術全般と現場力を鍛錬する場としての「錬匠館」、営業担当者の総合力を磨いていく場としての「販捷館」、新しい発想を活かし新商品等の開発力を養う場としての「漠尚館」という社内研修機関を軸に、それらの一部を新たに神戸工場内にも開設し、お客様と社会のニーズに的確にお応えできる体制構築を目指し、人材の育成と組織の活性化に取組んでおります。
段ボールでは、販売数量の増加もあって、売上高は84,730百万円(前期比3.7%増)となり、営業利益は、新工場稼働による減価償却費の増加や輸送コストの高騰もありましたが4,124百万円(同11.5%増)となりました。

住宅
住宅市場においては、景気回復による雇用・所得環境の改善が継続し、フラット35Sの金利優遇幅拡大や省エネ住宅ポイント制度等の政府による様々な住宅取得支援策等により新設住宅着工戸数は前年比増加傾向にあります。
スウェーデンハウス㈱は、2016年2月発表のオリコン顧客満足度ランキング、ハウスメーカー(注文住宅)部門で昨年に引き続き第1位を受賞しました。
スウェーデンハウスの高い断熱性能と高効率設備を活かし、年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる住宅(ZEH:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の断熱基準を標準装備で大幅に上回る新商品「HUS ECO ZERO(ヒュース エコ ゼロ)」 の販売を開始しました。
住まいの原点に立ち返るこだわりのライフスタイル「ヒュース プレミエ ゴーデン(hus Premie Gården)」の販売等を通して高級ブランドイメージの拡大並びに高級層への一層の浸透等、販売強化に取り組みました。
住宅の売上高は、前期並みの45,778百万円(前期比0.6%減)となりましたが、営業利益は、経営効率の改善に努め、787百万円(同212.5%増)となりました。

運輸倉庫
運輸倉庫においては、昨年3月の神戸工場の稼働に伴い神戸営業所を開設し、10月には飲料に関連する物流の合理化、効率化を目指してトーウンロジテム㈱を設立しました。物流体制の効率化とコストの軽減を目的として前期開設した大規模物流センターの「群馬センター」は飲料関係の取扱が増加するなど高い稼働率で推移し、売上高は20,844百万円(前期比0.0%減)となりました。営業利益はドライバー不足などによるコストの増加がありましたが運送効率化に積極的に取組むとともに経費削減に努め、978百万円(同28.3%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,418百万円増加し、15,039百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、16,832百万円の収入(前期は3,165百万円の収入)となりました。収入は主に税金等調整前当期純利益6,203百万円、減価償却費6,199百万円等によるもので、支出は売上債権の増加額624百万円、法人税等の支払1,344百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、13,497百万円の支出(前期は12,327百万円の支出)となりました。主に有形固定資産の取得による支出13,175百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、116百万円の収入(前期は1,661百万円の収入)となりました。主に長期借入れによる収入2,848百万円と長期借入金の返済による支出2,060百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00669] S1007XML)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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