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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007A7R

有価証券報告書抜粋 コクヨ株式会社 研究開発活動 (2015年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの当連結会計年度における研究開発費の総額は、1,393百万円であり、各セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。

1.ステーショナリー関連事業
従来からの基本姿勢である顧客起点の考えを推し進め、お客様の期待値を超え、際立つ価値を創造することで選ばれ続ける商品づくりを目指しております。
際立った価値を提供できる商品や、新たな着眼点で既存の商品の価値を見直すことにより顧客ニーズに応える商品として、以下の商品を開発・発売しました。
(1)ソフトリング®ノート(ドット入り罫線)
樹脂製でやわらかいリングを採用したリングノートです。リング自体がやわらかいので、書く時に手に当たっても気になりません。また、リング形状がD字型なので、ページがめくりやすく、ノートの端が揃いやすくなっております。
(2)ゴムバンド
当社が開催する、使う人の視点で優れた商品デザインを広く一般ユーザーから集めて、商品化をめざすコンペティション「コクヨデザインアワード」で、2013年に優秀賞を受賞した作品を商品化しました。水引きの蝶結びをモチーフにしたシリコン製のゴムバンドで、輪ゴムの“とめる”機能に“気持ち”をプラスできるアイテムです。
(3)暗記用ペン
試験対策に役立つ「塗って覚える緑マーカー」と「書いて覚えるオレンジペン」を1本にした暗記用ペンです。「緑マーカー」は、裏うつりがしにくく、専用の消しペンできれいに消せるため、教科書や参考書などに塗って覚えるのに適しております。一方、「オレンジペン」は、暗記用赤シートで、書いた文字を隠せるため、ノートや穴埋め問題に書いて覚えるのに適しております。
(4)カッターナイフ(標準型・フッ素加工刃)
「Colorful、Cute、Compact」の3つの「C」をコンセプトにし、コンパクトでありながら一般的な小型刃が使える業界最短設計の本格派カッターナイフです。見た目のかわいさと切れ味の良さを兼ね備えております。
(5)針なしステープラー(コンパクトアルファ)
新設計刃の採用やハンドルを握りやすい形状に変えたことにより、従来品よりも約20%軽い力でとじられる、針なしステープラーです。また、とじ穴位置確認窓を開閉式にし、とじミス時などの紙くずや紙粉の取り出しが簡単にできるようになりました。
(6)テープのり
従来品の消しゴムサイズはそのままに、テープ部分をより薄くすることでテープの長さを1.5m伸ばし、10m巻きを実現した、使い切りタイプのテープのりです。本体には、片手でスライドできる“フルカバーキャップ”を搭載し、ペンケースに入れてものり面にゴミが付かないよう、より使いやすさを追求しております。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の金額は、883百万円となりました。

2.ファニチャー関連事業
お客様の働く・学ぶシーンに着目し、そのお客様に響く価値を見極めて付加した商品を提案することを目指して研究開発活動を行っております。
ファニチャー関連の商品として、「顧客×価値」をコンセプトに、以下の商品を開発・発売しました。
(1)オフィス家具シリーズ「DAYS OFFICE(デイズオフィス)」
ワークシーンをデザイン性と機能性の両面からサポートする家具の新ブランドで、第一弾としてチェアー3種を発売しました。その中の一つ、ミーティングエリアやオープンスペースなど広い用途に使える「offset frame(オフセットフレーム)」のデザインは、プロダクトデザイナーとして国内外で活躍する佐藤オオキ氏が代表を務めるデザインオフィスnendoが手掛けております。「DAYS OFFICE(デイズオフィス)」は形状、素材、カラーの種類が豊富で、その組み合わせはお客様の空間のデザインテイストに合わせて自由に選ぶことができます。
(2)ワークステーション「WORKFIT(ワークフィット)」
コミュニケーションの活性化と自律的なワークスタイルの促進をキーワードに「業務のスピード化」を追求したワークステーションです。「自ら」「簡単に」働く場所やシーンをセッティングでき、グループワークとソロワークのそれぞれに対応します。ワーカーが「連携」「集中」に合わせてオフィス内の多彩な空間で働けるよう、キャスター付きの執務テーブルに加え、5種類の変形ミーティングテーブルやカウンターなどのマグネットエリアを構築できる収納オプションも用意しております。
(3)電動昇降テーブルシリーズ「SEQUENCE(シークエンス)」
座る時は自分の最適な高さにでき、発想を変えたい時や少し疲れた時には立って仕事ができる電動昇降テーブルです。一人ひとりの自由自在な動きに対応しながらも、オフィス空間の整然とした美しさを保つことができます。また、立位ワークのしやすさに関する検証を重ね、長時間の立位ワークや昇降操作時のサポートアイテムとして天板と同時に上下昇降する収納類も用意しました。天板の高さは630mmから1290mmの間で目的に合わせて調整することが可能です。
(4)ミーティングチェアー「Piega(ピエガ)」
準備や片付けを誰でも簡単に行える水平スタック機能と長時間の着座を快適にするクッション構造を備えたミーティングチェアーです。水平にスタッキング(スタックピッチ:160mm)できるため、準備や片付けの際にイスを持ち上げる必要がなく、女性でも複数のイスを簡単に移動でき、急な人数の増減や会議形態の変更にも即座に対応できます。チェアー本体は、スマートな脚形状とパンチングを施した樹脂製の背もたれを採用し、直線的でシンプルなデザインに仕上げているため、周辺環境に関わらず多様な空間にマッチします。

また、店舗関連製品では、店舗の生産性向上に貢献できる独自の機能を持った商品づくり、という基本姿勢のもと、研究開発活動を行っております。主に食品スーパー等の小売事業者向けに、下記商品を上市しました。
(1)惣菜パック用置き台「スマートパックスタンド/スマートパックホルダー」
惣菜パックが簡単に1枚ずつ取り出しやすいパック置き台です。
(2)通路を邪魔しない半円形の陳列什器「ハーフバスケットスタンド」
農産物や関連商品の陳列に適した半円形の陳列什器です。
(3)農産売場向けの陳列ラック「ボリュームアジャストラック」
農産売場で野菜や果物等をコンパクトながら、ボリューム感ある演出が可能な多機能陳列ラックです。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、366百万円となりました。

3.通販・小売関連事業
当連結会計年度における研究開発費の金額は、25百万円となりました。

4.全社共通
次世代の働き方や学び方の研究をベースにコクヨグループの新たな商品やサービスに関しての開発を行い、当連結会計年度における研究開発費の金額は、117百万円となりました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00670] S1007A7R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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