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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007OX8

有価証券報告書抜粋 スーパーバッグ株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析



当社グループ(当社及び連結子会社)は、お客様のニーズに的確にお応えするために、新素材の開発から製品の開発、さらには生産技術の開発に至るまで、積極的な研究開発活動を行っております。
現在、研究開発は、当社の開発プロジェクトチームと開発部商品開発室、製品デザインセンターを中心に推進されており、研究開発スタッフは、グループ全体で17名となっております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、10百万円であり、セグメントごとの研究開発活動について示すと、次のとおりであります。

(1) 紙製品事業

①環境配慮型製品の開発
有限な資源を活用するために再生紙、森林認証紙、非木材紙等の利用推進、リサイクル素材の活用及び拡大に向け開発検討を行っております。また、自社製品の製造段階で発生するCO2の削減、省エネ化、節電、廃棄物の削減の取り組みも継続的に進めております。
②主要な研究課題
環境負荷の少ない水性フレキソ印刷をベースに高性能、高付加価値製品の開発研究を主要課題として取り組むとともに、リサイクル、リユースの考え方や要素を取り入れた袋類の開発をしております。
当事業に係わる研究開発費は、9百万円であります。

(2) 化成品事業

①製膜フィルムの環境適応型と薄膜化の研究
CO2の削減を考慮した場合は環境適応形の原材料の活用と物性値を変えない薄膜化がお客様のニーズに一致すると思慮しております。
環境適応型の原材料につきましては、植物由来「サトウキビの搾りかす」を主原料とした製品の販売額は年々増加しておりますが、更に使用範囲を拡大する研究開発を継続しております。
また、生分解樹脂につきましては、樹脂メーカーのフィルム製品への対応が異なってきた変化がありますが、国内に留まらず広く情報を取得して研究開発をしてまいります。
フィルムの薄膜化につきましては、樹脂ブレンドによる方法が有効なためLDPE、LLDPE、HDPE樹脂、その他の添加剤の配合でお客様の要求される物性値に合致する研究開発をしてまいります。
②多層フィルムの研究
各樹脂の特性を生かした多層フィルムの研究をしてまいります。食品包装の分野では、賞味期限、消費期限を長くするため多層フィルムの活用が活発になっております。当社の製造・販売品は二次包装の分野ではありますが、多層フィルムによる物性値の向上は必須と判断して研究開発をしてまいります。
③インキの水溶化の研究
当社は、紙印刷につきましては環境にやさしいフレキソインキでの印刷が主体です。フィルム印刷も同様ですが、印刷デザインの関係でグラビア印刷も活用しております。フレキソ版の精度向上による印刷方法の変更、完全水性インキへの転換は環境面からは非常に有効な方法のため、化成品フィルムのインキの水性化の研究開発をしてまいります。
当事業に係わる研究開発費は、1百万円であります。

(3) その他事業

用度品の一括納入システムS・V・S(スーパーバッグ・ベンダー・システム)を中心とした事業部門であり、当事業に係わる研究開発費については、該当事項はありません。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00675] S1007OX8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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