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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10078LV

有価証券報告書抜粋 スターツ出版株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、各種政策の効果もあり、雇用・所得環境の改善など、景気は緩やかな回復基調で推移する一方、中国を始めとするアジア新興国における景気の減速感などが国内景気を下押しするリスクとなっており、依然として先行き不透明な状況が続きました。
一方、当社が属する出版業界におきましては、スマートフォンやタブレット端末等の普及により情報伝達手段の多様化が進み、紙メディアの市場は近年においてさらに縮小してきております。このような環境の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という企業ビジョンを具現化する中期戦略に基づき、「東京マーケティングドメイン」、「投稿コンテンツドメイン」、「地域密着ドメイン」の3つの事業ドメインにおいて、経営資源の「選択と集中」を図って参りました。
このような営業活動の結果、当事業年度の売上高は40億90百万円(前期比1.8%減)、営業利益は2億16百万円(前期比19.6%減)、経常利益は2億69百万円(前期比10.4%減)、当期純利益は1億60百万円(前期比12.8%減)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

東京マーケティングドメインにおきましては、東京圏で、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、「厳選店舗マーケティング」と「体験価値マーケティング」を軸に事業を展開してまいりました。
「厳選店舗マーケティング」は、当事業年度末現在で約230万人の会員数を有する女性向けウエブサイト「オズモール」の成功報酬型の送客サービス「オズのプレミアム予約」シリーズを中心に展開し、独自基準で厳選したビューティーサロン、ホテル、レストランなどの利用予約サービスを提供しております。当事業年度においては、レストラン予約サービスに、朝食ブッフェや夜カフェ予約、季節限定のビアガーデン予約や牡蠣食べ比べ予約などを拡充し好評を博しており、前期と比較して売上は堅調に推移しております。「体験価値マーケティング」では、「オズモール」や女性向けライフスタイル誌「オズマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」などのメディア展開とオリジナルイベントを組み合わせたソリューションビジネスを展開しております。前期と比較して、雑誌の販売売上につきましては市場の縮小の影響もあり減少しておりますが、広告売上につきましては前期より引き続き注力しております地方自治体などをターゲットにした「旅」、商業施設などをターゲットにした「街」をテーマにした広告商品が奏功し増加しております。
このような営業活動の結果、東京マーケティングドメインの売上高は29億54百万円(前期比0.2%減)、営業利益は2億23百万円(前期比17.4%増)となりました。

投稿コンテンツドメインにおきましては、ターゲット別小説投稿サイトの運営と書籍の発行を継続的に行っております。ターゲット別小説投稿サイトにおきましては、若年層向けのケータイ小説投稿サイト「野いちご」(会員数:64万人)と20代から40代の女性向けの小説投稿サイト「Berry's cafe」(会員数:46万人)を運営しております。当事業年度におきましては、両サイトともにスマートフォンアプリのダウンロード数とPV数が増加し、広告売上は順調に増加しております。書籍の販売売上につきましては、若年層向けの「ケータイ小説文庫」は、市場縮小の影響もあり、前期と比較しますと売上が減少しておりますが、20代から40代の女性向けの「ベリーズ文庫」は読者から安定的な支持を得て売上が増加しております。また、電子書籍の売上も前期と比較して伸長しております。12月末には、男女問わずより幅広い年齢層に向けた作品を発行する文庫レーベル「スターツ出版文庫」を創刊し、翌事業年度に向けて新たな読者の開拓にも注力しております。
このような営業活動の結果、投稿コンテンツドメインの売上高は6億84百万円(前期比4.3%減)、営業利益は1億1百万円(前期比2.3%減)となりました。

地域密着ドメインにおきましては、地域に密着して信頼の輪を広げ、地域の活性化に貢献することを事業の目的とし、地域密着型フリーペーパー「アエルデ」の広告掲載営業活動と企業の販促物の制作請負を行う事業を継続的に展開してまいりました。「アエルデ」においては、飲食店等の広告を掲載する広告営業活動を継続的に行っております。当事業年度におきましては、9月に大幅な誌面のリニューアルを行うなどの施策を実施いたしましたが、紙クーポン広告市場の縮小とスマートフォンの普及による他社の予約サイトとの競争の激化により、前期と比較して売上利益ともに減少しております。
このような営業活動の結果、地域密着ドメインの売上高は4億51百万円(前期比7.5%減)、営業利益は12百万円(前期比58.2%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2億95百万円増加し、12億37百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、5億17百万円(前事業年度の得られた資金は2億17百万円)となりました。これは主に、税引前当期純利益の2億66百万円に、減価償却費を1億38百万円計上し、売上債権が1億65百万円減少した一方で、法人税等の支払額が70百万円発生したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1億65百万円(前事業年度の使用した資金は1億49百万円)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が1億41百万円があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は57百万円(前事業年度の使用した資金は57百万円)となりました。これは前事業年度決算の剰余金処分である配当金の支払いによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00736] S10078LV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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