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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007QQW

有価証券報告書抜粋 ステラケミファ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安・原油安を背景に企業収益や雇用情勢の改善により緩やかな回復基調が続いているものの、中国を中心とした新興国の景気減速や金融、資本市場の不安定な動向など先行きは不透明な状況となっています。
このような環境のもと、当社グループは国内外の情報通信産業を中心に、顧客のニーズに基づいた多種多様なフッ化物製品の供給を行うとともに、特殊貨物輸送で培った独自のノウハウに基づいた化学品の物流を担う事業展開を行ってきました。
当連結会計年度の売上高は275億9百万円(前期比2.9%減)となりました。電池部門の販売は増加したものの、表面処理部門や代替フロン部門の販売が減少したことにより売上高が減少しました。
利益面におきましては、高純度薬品事業における電池部門の販売増加や前期に実施した不採算事業の撤退等により営業利益は13億88百万円(同1,378.4%増)となりました。一方、原材料購入に充てる外貨の調達において取り組んでいるデリバティブ取引に関し、為替差益を計上したものの、期末にかけて円高が進んだことによりそれを上回るデリバティブ評価損が計上されたことから、経常利益は10億44百万円(同1.7%増)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は13億23百万円(同0.1%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりです。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しています。(以下、「2 生産、受注及び販売の状況」及び「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」においても同じ。)

①高純度薬品
高純度薬品事業につきましては、売上高は前連結会計年度と比較して電池部門の販売が増加しましたが、表面処理部門および代替フロン部門が減少した結果230億87百万円(前期比2.0%減)となりました。
利益面では、電池部門において出荷量が増加したことに加え、半導体液晶部門などその他の部門においても市場環境の回復や採算の改善が見られたことから、営業利益は13億90百万円(同361.5%増)となりました。なお、主要な部門別の売上高については次のとおりです。
[半導体液晶部門]
半導体用の高純度フッ化物は韓国や国内の大手メーカー向けを中心に出荷量の増加が見られたものの、東南アジア向けの出荷減少や円高の影響もあり、売上高は122億24百万円(前期比1.2%減)となりました。
[電池部門]
リチウムイオン二次電池用電解質および添加剤について、電気自動車の販売台数の増加などによるリチウムイオン二次電池市場の成長にともない出荷量が増加したことから、売上高は29億89百万円(同19.0%増)となりました。
[表面処理部門]
液晶パネルの薄化用途における国内向けの出荷が落ち込んだ影響等により、売上高は20億97百万円(同24.3%減)となりました。
②運輸
運輸事業につきましては、運送関連および倉庫関連等の取扱量が前連結会計年度を下回った結果、売上高は41億95百万円(前期比4.2%減)となりました。利益面については、軽油価格の下落等により営業利益は6億64百万円(同1.3%増)となりました。
③メディカル
メディカル事業につきましては、前連結会計年度に引き続き臨床実験などの先行投資費用が発生した結果、営業損失が6億91百万円(前期は、5億37百万円の営業損失)となりました。
④コスメティック
コスメティック事業につきましては、2015年1月30日付で清算しました。
⑤その他
その他事業につきましては、不採算子会社の清算により販売が減少した結果、売上高は2億26百万円(前期比43.5%減)となりました。利益面については、子会社清算による費用削減の結果、営業利益が6百万円(前期は、2億81百万円の営業損失)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としています。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて56億12百万円増加し、当連結会計年度末は101億54百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は52億28百万円(前期比2億80百万円収入増加)となりました。
主な内訳は、税金等調整前当期純利益が15億19百万円、減価償却費が35億25百万円の収入、法人税等の3億15百万円の支払いです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は14億4百万円(同40億28百万円支出減少)となりました。
主な内訳は、有形固定資産の取得による支出11億69百万円です。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は18億50百万円(前期は14億58百万円の支出)となりました。
主な内訳は、非支配株主からの払込による収入36億円です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00805] S1007QQW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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