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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007PNZ

有価証券報告書抜粋 日本精化株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

顧客情報に基づく基盤技術研究、商品開発をより効率的に行うため、研究開発部門につきましては、営業部門と一体となった迅速な研究開発が可能な体制としております。
当連結会計年度の研究開発費は5億3千5百万円、連結売上高の2.1%であります。
(1) 工業用製品
香粧品事業分野では、機能性油剤、生理活性物質、ナノ素材、ラノリン誘導体などの合成、機能評価および開発を行っており、今年度は、高機能毛髪ケア剤「エルカラクトン」シリーズ新製品、生理活性物質を含有する新規リン脂質複合体、機能性油剤「Plandool」「LUSPLAN」ブランド新製品などを上市しました。また、化粧品分野での新規機能・用途開発などの既存製品を用いた新たな価値創出、「コレステロール」、「ラノリン」等のコストダウン検討などを行っております。
精密化学品事業分野では、当社の基盤となる有機合成技術を活かし、多様なニーズに迅速に対応し、医薬品の原料・中間体の製造検討を行うとともに、機能性樹脂などの分野においても新製品開発に注力しております。
リピッド事業分野では、cGMP(医薬品の製造及び品質管理に関する基準)に対応した医薬用脂質の合成、複合化技術の開発に注力しております。また、化粧品用途向けの新規脂質の開発も行っております。
プラスチック用コーティング剤分野では、顧客ニーズに適合した製品開発体制を増強し、高付加価値分野向けのコーティング剤の開発ならびに市場導入を進めております。


(2) 家庭用製品
近年、呼吸器感染症について中東呼吸器症候群(MERS)などの新興感染症や結核などの再興感染症が近年の国際的な問題となっており、日本国内においてもインフルエンザウイルスやノロウイルスの流行により感染症対策意識が高まる中、パブリックスペースにおける手指消毒剤の有力ブランドとなりました「アルボナース」の知見をもとに医薬品「アルボナースPRO」を開発いたしました。また、アルボナースシリーズとしてTremoist™-TPを新たに配合した肌に優しく保湿性に優れた「アルボナース薬用泡ハンドソープ」を開発し、高頻度で手指消毒を実施する医療従事者の手肌に配慮した製品を提供いたしました。また、2014年に話題となりましたデング熱対策製品として蚊の忌避剤原料「ディート」を配合した「アルボース虫よけスプレー」を開発いたしました。
これらの製品はセミナーや展示会を通し、感染症の発生情報や対応策の発信をしながら、ブランド力の育成向上に努めてまいりました。
今後も医療、食品、事業所関連を中心に、様々なお客様のニーズにお応えするため、新たな製品の開発、改良や衛生のサポートに注力をしてまいります。

(3) 不動産
該当事項はありません。

(4) その他
該当事項はありません。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00852] S1007PNZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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