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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WZ1

有価証券報告書抜粋 天馬株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、良好な企業収益を背景に設備投資が増加し、雇用環境も改善しましたが、輸出が伸び悩み、個人消費が低迷したこと等により、景気回復は足取りの重いものとなりました。
一方、世界経済は米国で着実に景気回復が続き、欧州でも緩やかな景気回復が見られましたが、中国をはじめとする新興国では景気が減速し、先行き不透明感が高まっております。
このような状況の中、当社グループの連結業績は、ハウスウエア合成樹脂製品分野の売上高が、国内において新製品の販売伸長等により増加し、工業品合成樹脂製品分野の売上高は、海外において電機電子を中心に増加しました。
この結果、売上高は812億67百万円(前期比108.2%)となりました。
利益面につきましては、売上増等により営業利益が45億51百万円(前期比170.1%)となり、経常利益は前期との比較では為替差益と投資有価証券売却益が減少したこと等により54億66百万円(前期比131.1%)となりました。
また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に発生した川口の工場跡地売却益のような多額の特別利益がなかった一方で、天馬皇冠精密工業(蘇州)有限公司で減損損失が発生したこと等により35億74百万円(前期比93.6%)となりました。
当社グループは、2015年5月に2018年3月期を最終年度とする3ヵ年の「中期経営計画」を公表いたしました。当連結会計年度は本計画の初年度として、順調な滑り出しとなっております。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

(日本)
ハウスウエア合成樹脂製品分野は、新型収納ケース「プロフィックス カバコ」をはじめとする新製品の市場投入やプラスチック以外の素材製品の拡販が大きな成果を上げ、売上高が前期比増加しました。一方、工業品合成樹脂製品分野は、取引先の生産海外シフトに起因する電機電子等の受注減により売上高が減少しました。利益面は、売上増加と原価改善等により前期比増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は、244億62百万円(前期比104.7%)となり、セグメント利益(営業利益)は26億80百万円(前期比229.1%)となりました。

(中国)
中国においては、上海天馬精塑有限公司でハウスウエア合成樹脂製品分野の売上が伸長し、天馬精密注塑(深圳)有限公司で業績が順調に推移しましたが、天馬皇冠精密工業(蘇州)有限公司では取引先の生産海外シフト等により厳しい状況が続きました。
この結果、当セグメントの売上高は、289億13百万円(前期比104.9%)となり、セグメント利益(営業利益)は13億60百万円(前期比96.3%)となりました。

(東南アジア)
東南アジアにおいては、インドネシアのPT. TENMA INDONESIAが同国の景気低迷により、苦戦を余儀なくされましたが、ベトナムのTENMA VIETNAM CO., LTD.の業績が伸長し、タイのTENMA (THAILAND) CO., LTD.では、新設の第2工場の稼働率が向上し、業績に貢献しました。
この結果、当セグメントの売上高は、278億91百万円(前期比115.3%)となり、セグメント利益(営業利益)は14億16百万円(前期比148.6%)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて65億19百万円増加し、159億93百万円となりました。各活動別のキャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
売上債権の増加9億20百万円、法人税等の支払い7億44百万円等がありましたが、税金等調整前当期純利益48億16百万円、減価償却費34億82百万円等があり、73億28百万円の増加(前期比は23億3百万円の増加)となりました。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入332億75百万円、有形固定資産の取得22億32百万円等の支出がありましたが、定期預金の払戻364億17百万円、投資有価証券の売却7億33百万円等の収入があり、16億54百万円の増加(前期比は56億98百万円の増加)となりました。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の増加15億42百万円、配当金の支払9億80百万円があり、25億22百万円の減少(前期比は13億58百万円の増加)となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00857] S1007WZ1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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