アグロ　カネショウ株式会社 研究開発活動 (2015年12月期)

当社グループは農家との密接な接触から得られる情報に基づき、的確でかつ環境に優しい農薬開発を目指し、また独自品主体に研究開発を行なっております。
独自開発品としては、農園芸用害虫・病害防除剤「パルミノ」を2015年11月に上市致しました。また、農園芸用病害防除剤「キノンドー顆粒水和剤」を新規製剤として2016年2月に上市致しました。加えて、2015年6月に新規製剤として農薬登録取得した農園芸用展着剤「K.K.ステッカー」は2016年内に上市予定です。
導入剤としては、農園芸用害虫防除剤「ベネビアOD」を2015年7月に上市致しました。また、2015年5月に農薬登録を取得した農園芸用植物成長調整剤「プレリュード液剤」は2016年内に上市予定です。加えて、農園芸・非農耕地用除草剤「シアナジン」については、2015年11月に事業継承致しました。
海外での研究開発活動につきましては、農園芸用ダニ剤「カネマイトフロアブル」のベルギーでの登録を2015年10月に取得致しました。欧州におきましては、ルーマニア、英国における登録申請を2015年に実施し、加えて東欧4か国の登録申請を2016年に予定しており、さらなる市場開拓に努めております。また、レバノンにおいて農園芸用線虫防除剤「ネマキック粒剤」、更にレバノン、サウジアラビアにおいて同用途で製剤の異なる「ネマキック液剤」の登録を取得し、2015年から販売を開始致しました。

なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は341,332千円であります。