有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZFH
株式会社川金ホールディングス 業績等の概要 (2016年3月期)
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、昨年度までの回復の動きが一服し、踊り場の様相を呈しました。マイナス金利導入など金融緩和の継続、原油価格の大幅下落などが下支えとなったものの、消費の低迷や中国経済の悪化などがマイナス要因となり、足もとでは、急激な円高も先行きへの不安材料となっております。
海外経済につきましては、米国は堅調、欧州は緩やかな回復となりましたが、中国や東南アジアなどの新興国の経済成長は鈍化し、不安定な状況が続いております。
こうした状況下、中国経済減速の影響が素形材事業部門における中国事業に波及し、第4四半期に減損処理に伴う特別損失を計上いたしました。
このような経済環境のもと、素形材事業部門で受注減となり、連結売上高は30,286百万円(前期比4.3%減)となりました。損益面では、生産効率化や高付加価値品の受注増など粗利率改善努力の積み上げにより、営業利益は1,450百万円(前期比4.5%増)となりました。第4四半期に急激な為替相場変動に伴う為替差損が発生し、経常利益は1,136百万円(前期比42.7%減)となりました。また、中国事業における特別損失を計上いたしました結果、親会社株主に帰属する当期純損失1,119百万円(前期は利益1,146百万円)となりました。
セグメント別概況
[素形材事業]
精密鋳造品は中国経済の悪影響を受けて受注が不調に終わりました。鋳鋼品は船舶関連の需要減退に伴い生産低迷が続いております。好調であった異型鋼につきましても、下期以降受注が伸び悩みました。これらの結果、売上高は10,653百万円(前期比12.6%減)となりました。
[土木建築機材事業]
工期の延長や入札の不調などによる工事発注の遅れが一部見られましたが、年度内に売上計上となる物件が増えました。補修関係の需要も回復し、受注も堅調に推移しました結果、売上高は12,218百万円(前期比1.4%増)となりました。
[産業機械事業]
油圧機器につきましては、建設機械向けシリンダーの受注減を掘削機用ジャッキの受注が補い、ゴム用射出成型機につきましても、引き続き主力製品の販売が好調でした。これらの結果、売上高は6,936百万円(前期比0.1%増)となりました。
[不動産賃貸事業]
不動産賃貸につきましては、売上高は478百万円(前期比0.3%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
(単位:百万円)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、営業活動によるキャッシュ・フローの増加により、前連結会計年度末と比較し資金の残高は2,441百万円増加し6,397百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローにより獲得された資金は2,980百万円(前期比3,038百万円の増加)となりました。これは主に売上債権の減少、仕入債務の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローにより支出された資金は1,030百万円(前期比478百万円の支出増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出の増加、貸付金の回収による収入の減少等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローにより獲得された資金は523百万円(前期比527百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出の増加等であります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、昨年度までの回復の動きが一服し、踊り場の様相を呈しました。マイナス金利導入など金融緩和の継続、原油価格の大幅下落などが下支えとなったものの、消費の低迷や中国経済の悪化などがマイナス要因となり、足もとでは、急激な円高も先行きへの不安材料となっております。
海外経済につきましては、米国は堅調、欧州は緩やかな回復となりましたが、中国や東南アジアなどの新興国の経済成長は鈍化し、不安定な状況が続いております。
こうした状況下、中国経済減速の影響が素形材事業部門における中国事業に波及し、第4四半期に減損処理に伴う特別損失を計上いたしました。
このような経済環境のもと、素形材事業部門で受注減となり、連結売上高は30,286百万円(前期比4.3%減)となりました。損益面では、生産効率化や高付加価値品の受注増など粗利率改善努力の積み上げにより、営業利益は1,450百万円(前期比4.5%増)となりました。第4四半期に急激な為替相場変動に伴う為替差損が発生し、経常利益は1,136百万円(前期比42.7%減)となりました。また、中国事業における特別損失を計上いたしました結果、親会社株主に帰属する当期純損失1,119百万円(前期は利益1,146百万円)となりました。
セグメント別概況
[素形材事業]
精密鋳造品は中国経済の悪影響を受けて受注が不調に終わりました。鋳鋼品は船舶関連の需要減退に伴い生産低迷が続いております。好調であった異型鋼につきましても、下期以降受注が伸び悩みました。これらの結果、売上高は10,653百万円(前期比12.6%減)となりました。
[土木建築機材事業]
工期の延長や入札の不調などによる工事発注の遅れが一部見られましたが、年度内に売上計上となる物件が増えました。補修関係の需要も回復し、受注も堅調に推移しました結果、売上高は12,218百万円(前期比1.4%増)となりました。
[産業機械事業]
油圧機器につきましては、建設機械向けシリンダーの受注減を掘削機用ジャッキの受注が補い、ゴム用射出成型機につきましても、引き続き主力製品の販売が好調でした。これらの結果、売上高は6,936百万円(前期比0.1%増)となりました。
[不動産賃貸事業]
不動産賃貸につきましては、売上高は478百万円(前期比0.3%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
(単位:百万円)
前連結会計年度末 | 当連結会計年度末 | 増減 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | △57 | 2,980 | 3,038 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △552 | △1,030 | △478 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 1,050 | 523 | △527 |
現金及び現金同等物の期末残高 | 3,955 | 6,397 | 2,441 |
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローにより獲得された資金は2,980百万円(前期比3,038百万円の増加)となりました。これは主に売上債権の減少、仕入債務の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローにより支出された資金は1,030百万円(前期比478百万円の支出増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出の増加、貸付金の回収による収入の減少等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローにより獲得された資金は523百万円(前期比527百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出の増加等であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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