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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009BG8

有価証券報告書抜粋 株式会社アサカ理研 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年9月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、本書提出日時点において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成しております。重要な会計方針及び見積りにつきましては、「第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] (1)[連結財務諸表] 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に詳しく記述しております。なお、見積り及び評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。

(2)経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、主力製品の金の取扱数量は前期を上回ったものの、受託加工取引の割合上昇により製品の販売数量は減少しました。貴金属の販売価格も前期を下回ったことから、売上高は7,790,819千円(前期比13.1%減)となりました。利益面では、環境事業において銅の販売価格の下落や製品の販売数量の減少もありましたが、全社的なコスト削減、マレーシア子会社の黒字転換により、営業利益は224,061千円(前期比6.3%増)。経常利益は189,443千円(前期比2.1%増)。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益へ補助金収入104,200千円を計上したことから、227,687千円(前期比81.0%増)となりました。
なお、セグメント別の分析につきましては、「1[業績等の概要](1)業績」に記載のとおりであります。

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは貴金属、非鉄金属を主な製品として取り扱っており、金属相場及び為替相場による影響を受ける可能性があります。また、当社の取引先の多くは電子部品・デバイス工業分野に属しており、この分野の景況の変化に伴い、当社の業績も連動する可能性があります。
その他、経営成績に重要な影響を与える要因については、「4[事業等のリスク]」に記載のとおりであります。

(4)財政状態の分析
① 財政状態の分析
(資産の部)
前連結会計年度末に比べて255,062千円増加し、5,759,615千円となりました。
主な要因は、現金及び預金が96,887千円、たな卸資産が181,384千円増加したことです。
(負債の部)
前連結会計年度末に比べて70,975千円増加し、3,225,307千円となりました。
主な要因は、借入金が255,123千円増加し、社債が210,000千円減少したことです。
(純資産の部)
前連結会計年度末に比べて184,086千円増加し、2,534,307千円となりました。
主な要因は、利益剰余金が189,551千円増加したことです。
② キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが178,037千円の収入(前期比66.7%減)、投資活動によるキャッシュ・フローが142,160千円の支出(前期は284,191千円の収入)、財務活動によるキャッシュ・フローが70,956千円の収入(前期は1,351,437千円の支出)となり、当連結会計年度末の資金の残高は736,495千円となりました。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりであります。
2014年9月期2015年9月期2016年9月期
自己資本比率(%)32.842.543.9
時価ベースの自己資本比率(%)17.760.669.9
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)-4.212.7
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)-18.78.1
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
4.2014年9月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。

(5)次期の見通し
次期の見通しにつきましては、わが国経済は緩やかな回復基調に向かうと期待されますが、地政学的リスクや新興国経済の減速など、世界経済の不確実性は依然として存在しており、事業環境は予断を許さない状況が継続すると思われます。
貴金属の価格については、米国の金融緩和縮小に伴い、翌連結会計年度においては、当連結会計年度に比べ、低い価格水準になると想定しております。また、銅の価格についても、若干低い水準になることを想定しております。
このような環境の見通しのもと、当社グループは、レアメタル・レアアースリサイクル事業及びマレーシア子会社での貴金属事業の展開及び製造工程の自動化等による既存事業の更なる効率化やコスト削減を継続するとともに、レアメタル・レアアースの技術開発投資を実施し、企業体質の強化を図ってまいります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21649] S1009BG8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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