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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10080C3

有価証券報告書抜粋 株式会社エス・ディー・エス バイオテック 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、有用動植物の保護と防疫を目的に、研究開発を行い、安全で有用な製商品を提供し、地球環境保護と豊かな社会作りへの貢献を通じて、企業価値を高め、全てのステークホルダーの期待と信頼に応えられるよう事業活動を進めることを経営理念としております。当連結会計年度の研究開発関連の経費総額は11億69百万円となり、連結売上高研究開発費比率5.5%となっております。当連結会計年度の主たる研究開発活動とその成果は以下のとおりとなっております。

(1)新規農薬の創製・製品開発と農薬周辺事業への取り組みの概要
当社グループは各部門が持つ技術の強みを生かした新規農薬創製及び製品開発を目指しております。国内を含むアジア市場を基本ターゲットとし、更にグローバル市場の特定マーケットをこれに加えることで新規農薬創製と製品開発のチャンスを増やす手法を取っております。即ち国内においては水稲除草剤、緑地管理用除草剤、園芸殺菌剤及び生物農薬の新規展開を精力的に進めてまいりました。一方、アジアを含むグローバル市場に対しては水稲除草剤原体であるベンゾビシクロンの海外展開を行うべく海外パートナーと協力した開発体制を構築し、各国での登録取得に向けた開発を進めております。今後はベンゾビシクロンやダコニール関連剤をはじめとして、子会社であるRamcides社や史迪士(上海)化学制品有限公司と協力しつつ、アジア展開を強化してまいります。
一方、国内の家庭園芸分野を含む農薬周辺事業に関しては同分野への新規原体導入及び混合剤創製を組み合わせることにより自社原体の開発幅を拡げる施策を取ってまいりました。その結果、共同開発や導入に関して、新たに数件の契約を締結しました。

(2)農薬登録取得・上市に関する成果
日本国内での新規農薬の登録取得は2剤(除草剤1剤、殺菌剤1剤)となりました。このうち殺菌剤の「ベジセイバー」は2015年10月に上市しております。一方、Ramcides社においては新たに5剤(除草剤2剤、殺菌剤2剤、殺虫剤1剤)を商品群に追加しました。今後の売上に貢献できるものと期待しております。

(3)農薬登録申請に関する成果
日本国内での新規農薬の登録申請はありませんでした。

(4)買収・導入に関する成果
他社メーカーからの製品導入を目的として、数社と評価契約、開発契約を締結しました。

(5)既存製品の付加価値拡大(適用拡大等)に関する成果
製品ラインアップ強化を目的として、既存原体(製品)の付加価値拡大に関する研究開発活動も行っております。その結果、水稲除草剤を中心に適用雑草、使用時期の拡大、適用地域の拡大申請を行ってまいりました。また、ダコニール関連製品及び殺虫剤関連製品でも適用範囲の拡充を目的に拡大申請を行ってまいりました。
なお、当連結会計年度においては、水稲除草剤29剤、緑化関連剤4剤、殺菌剤7剤及び殺虫剤4剤の合計44剤の拡大登録を取得いたしました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21969] S10080C3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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