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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007QIH

有価証券報告書抜粋 神東塗料株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や金融緩和策を背景に、企業収益や雇用情勢については改善しましたが、中国経済の減速をはじめとした海外景気の下振れ懸念や個人消費の低迷等もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループにおきましては、こうした経済状況の中で新製品の開発等による積極的な販売活動及びアジア市場での海外事業のさらなる展開とともに、コスト競争力の一層の向上を目指して取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は22,885百万円(前年同期比5.4%減)となりました。損益面では、営業利益は1,014百万円(前年同期比12.4%増)、経常利益は1,098百万円(前年同期比0.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は454百万円(前年同期比34.8%減)となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(塗料事業)
アルミ電着塗料分野は、上半期において国内サッシメーカーの需要が回復する傾向が見られたものの、下半期には再び低調となり、また、中国及びタイの既存顧客向けの輸出が減少したことから、売上高は減少いたしました。
工業用電着塗料分野は、首都圏を中心としたオフィスビル物件が好調に推移し、鋼製家具や電設資材メーカー向けの出荷が順調な伸びを示したものの、海外家電メーカーの現地製品への切り替え等があり、売上高は減少いたしました。
粉体塗料分野は、新規顧客開拓や既存顧客への拡販が概ね順調に推移し、売上高は増加いたしました。
工業用塗料分野は、工作機械、形鋼向け出荷は好調を維持したものの、住宅関連建材向けの出荷及び中国経済の低迷による建設機械向けの出荷が落ち込んだため、売上高は減少いたしました。
建築塗料分野は、注力している床用塗料の拡販に成果が見られたものの、消費増税後落ち込んだ需要が回復せず、低調に推移したことに加え、工事売上も不振に終わったため、売上高は減少いたしました。
防食塗料分野は、下半期に入って新設橋梁や新設プラントの需要が回復しましたが、上半期での不調をカバーできず、売上高は減少いたしました。
道路施設用塗料分野は、夏季の天候不順の影響を受け、舗装工事に遅れが生じたことに加え、需要期である年度末に発生した、納入先である道路舗装業界の談合問題も影響し、売上高は減少いたしました。
軌道材料製品については、主力ユーザーにおける軌道パッドの飛散事故の影響で、補修作業が一時全面的に停止したため、スラブ補修材の出荷もストップし、売上高は減少いたしました。
自動車用塗料分野では、主力ユーザー向けの出荷が前年に引き続き好調だったため、売上はほぼ前年並みとなりました。
この結果、売上高は21,299百万円(前年同期比5.4%減)となり、経常利益は原油価格下落の影響もあり、1,093百万円(前年同期比0.6%増)となりました。

(化成品事業)
受託生産している化成品の売上高は1,586百万円(前年同期比5.3%減)、経常利益は5百万円(前年同期比73.8%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、2,347百万円と前年同期に比べ94百万円の増加となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは975百万円(前年同期比589百万円減)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純利益856百万円、減価償却費635百万円、売上債権の減少による増加325百万円、仕入債務の減少による減少783百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△353百万円(前年同期比1,011百万円増)となりました。その主な要因は、有形固定資産の取得による支出435百万円、有形固定資産の売却による収入117百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは△896百万円(前年同期比949百万円減)となりました。その主な要因は、借入金の返済による支出5,028百万円、借入れによる収入4,320百万円、配当金の支払額154百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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