川上塗料株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年11月期)

1.財政状態の分析
当連結会計年度の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は35百万円減少して6,902百万円となりました。減少の主なものは、受取手形及び売掛金の減少56百万円であります。
負債は232百万円減少して5,157百万円となりました。減少の主なものは、支払手形及び買掛金の減少197百万円、短期借入金の減少73百万円であります。
純資産は197百万円増加して1,744百万円となりました。増加の主なものは、利益剰余金の増加224百万円であります。その結果、自己資本比率は3.0ポイント増加し25.3%となりました。

2.経営成績の分析
売上高につきましては、新規需要獲得に向け積極的に営業活動に努めましたが、輸出取扱高の減少の影響もあり、売上高6,024百万円となり前連結会計年度に比べ414百万円の減少となりました。
利益につきましては、一部原料コストの低減に加え前連結会計年度に引き続き、諸経費の削減などの対応策を行い、営業利益は319百万円(前年同期営業利益303百万円)、経常利益は341百万円(前年同期経常利益331百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は244百万円(前年同期親会社株主に帰属する当期純利益245百万円)となりました。

3.キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。