有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007U3E
田辺三菱製薬株式会社 事業の内容 (2016年3月期)
当社グループは、2016年3月末現在、当社および当社の関係会社である親会社、子会社28社(連結子会社28社)および関連会社1社の計31社で構成されており、主に医薬品事業を営んでおります。事業等の内容と各関係会社の位置付けは以下のとおりであります。
[医薬品事業]
医療用医薬品、要指導医薬品および一般用医薬品の研究開発・製造・仕入・販売等を国内および海外で行っております。
医療用医薬品とは、医師もしくは歯科医師によって使用され、またはこれらの者の処方せんによって使用されることを目的として供給される医薬品をいい、一般用医薬品とは、医療用医薬品以外の医薬品で、一般消費者が薬剤師等による説明や相談を参考にしながら直接薬局・薬店等から購入して使用することを目的として供給される医薬品をいいます。また、要指導医薬品とは、医療用医薬品から一般用医薬品に移行して間もなく、一般用医薬品としてのリスクが確定していない医薬品をいいます。
当社グループにおいては、医療用医薬品の売上高が医薬品事業全体の9割以上を占めております。
なお、医療用医薬品および一般用医薬品の主要な製商品は以下のとおりであります。
(国内)
医薬品は、当社から医薬品卸売業者を経て、病院・診療所等の医療機関、薬局等を通じ、患者さんに提供されております。一部他社からの仕入品がありますが、当社、製造子会社である田辺三菱製薬工場株式会社等が製造し、当社が医薬品卸売業者へ販売しております。なお、田辺製薬販売株式会社は、当社よりジェネリック医薬品等を仕入れ、医薬品卸売業者へ販売しております。また、当社は、吉富薬品株式会社に当社販売品の学術情報伝達業務の一部を委託しております。
(海外)
アジアにおいては、一部当社から原料の供給を受け、天津田辺製薬有限公司、ミツビシ タナベ ファーマ コリア社、タナベ インドネシア社が現地で製造・販売を行っております。また、台湾田辺製薬股份有限公司が製造し、一部を除き台田薬品股份有限公司を通じて現地で販売しております。
北米においては、当社はMT ファーマ アメリカ社に医薬品販売準備業務を、ミツビシ タナベ ファーマ ディベロップメント アメリカ社およびタナベ リサーチ ラボラトリーズ U.S.A.社へ研究開発業務を、それぞれ委託しております。また、MPヘルスケア ベンチャー マネジメント社が創成期のバイオベンチャー企業を対象に投資を行っております。加えて、メディカゴ社において、ワクチンの研究開発に取り組んでおります。
欧州においては、ミツビシ タナベ ファーマ ゲーエムベーハー社などが販売を行っております。また、当社はミツビシ タナベ ファーマ ヨーロッパ リミテッド社に開発業務を委託しております。
[その他]
医薬品事業の他、不動産管理等を国内で行っております。
以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
2016年3月31日現在
[医薬品事業]
医療用医薬品、要指導医薬品および一般用医薬品の研究開発・製造・仕入・販売等を国内および海外で行っております。
医療用医薬品とは、医師もしくは歯科医師によって使用され、またはこれらの者の処方せんによって使用されることを目的として供給される医薬品をいい、一般用医薬品とは、医療用医薬品以外の医薬品で、一般消費者が薬剤師等による説明や相談を参考にしながら直接薬局・薬店等から購入して使用することを目的として供給される医薬品をいいます。また、要指導医薬品とは、医療用医薬品から一般用医薬品に移行して間もなく、一般用医薬品としてのリスクが確定していない医薬品をいいます。
当社グループにおいては、医療用医薬品の売上高が医薬品事業全体の9割以上を占めております。
なお、医療用医薬品および一般用医薬品の主要な製商品は以下のとおりであります。
製商品名 | 効能・効果 | 2016年3月期 売上高 | |
医療用医薬品 | レミケード | 関節リウマチ、クローン病、ベーチェット病による難治性 網膜ぶどう膜炎、乾癬、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎、腸管型・神経型・血管型ベーチェット病、川崎病 | 国内 694億円 海外 0億円 |
タリオン | アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒 | 国内 169億円 海外 9億円 | |
テネリア | 2型糖尿病 | 国内 142億円 海外 3億円 | |
セレジスト | 脊髄小脳変性症における運動失調の改善 | 国内 142億円 海外 0億円 | |
メインテート | 本態性高血圧症、狭心症、心室性期外収縮、慢性心不全、頻脈性心房細動 | 国内 135億円 海外 1億円 | |
シンポニー | 関節リウマチ | 国内 129億円 海外 13億円 | |
レクサプロ | うつ病、うつ状態、社会不安障害 | 国内 95億円 海外 - | |
クレメジン | 慢性腎不全時の尿毒症症状の改善、腎機能低下進展抑制、 透析導入の遅延 | 国内 93億円 海外 - | |
ウルソ | 慢性肝疾患・C型慢性肝疾患における肝機能の改善、 胆石の溶解等 | 国内 82億円 海外 8億円 | |
デパス | 神経症、心身症、うつ病、統合失調症、筋収縮性頭痛、頚 椎症、腰痛症における不安・緊張・神経衰弱・睡眠障害等 | 国内 73億円 海外 5億円 | |
ラジカット | 脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善、筋萎縮性側索硬化症(ALS) | 国内 73億円 海外 0億円 | |
アンプラーグ | 慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛、冷感等の虚血性諸症状の改善 | 国内 64億円 海外 11億円 | |
ヘルベッサー | 本態性高血圧症、狭心症、異型狭心症等 | 国内 48億円 海外 65億円 | |
ワクチン | ミールビック(麻しん風しん予防)、インフルエンザHA ワクチン(インフルエンザ予防)、ジェービックV(日本脳炎予防)、テトラビック(百日せき、ジフテリア、破傷風およびポリオの予防)、水痘ワクチン(水痘予防)等 | 国内 391億円 海外 0億円 | |
一般用医薬品 | フルコート | 湿疹、皮膚炎等 | 国内 22億円 海外 - |
アスパラドリンク | 肉体疲労時の栄養補給等 | 国内 9億円 海外 - |
(国内)
医薬品は、当社から医薬品卸売業者を経て、病院・診療所等の医療機関、薬局等を通じ、患者さんに提供されております。一部他社からの仕入品がありますが、当社、製造子会社である田辺三菱製薬工場株式会社等が製造し、当社が医薬品卸売業者へ販売しております。なお、田辺製薬販売株式会社は、当社よりジェネリック医薬品等を仕入れ、医薬品卸売業者へ販売しております。また、当社は、吉富薬品株式会社に当社販売品の学術情報伝達業務の一部を委託しております。
(海外)
アジアにおいては、一部当社から原料の供給を受け、天津田辺製薬有限公司、ミツビシ タナベ ファーマ コリア社、タナベ インドネシア社が現地で製造・販売を行っております。また、台湾田辺製薬股份有限公司が製造し、一部を除き台田薬品股份有限公司を通じて現地で販売しております。
北米においては、当社はMT ファーマ アメリカ社に医薬品販売準備業務を、ミツビシ タナベ ファーマ ディベロップメント アメリカ社およびタナベ リサーチ ラボラトリーズ U.S.A.社へ研究開発業務を、それぞれ委託しております。また、MPヘルスケア ベンチャー マネジメント社が創成期のバイオベンチャー企業を対象に投資を行っております。加えて、メディカゴ社において、ワクチンの研究開発に取り組んでおります。
欧州においては、ミツビシ タナベ ファーマ ゲーエムベーハー社などが販売を行っております。また、当社はミツビシ タナベ ファーマ ヨーロッパ リミテッド社に開発業務を委託しております。
[その他]
医薬品事業の他、不動産管理等を国内で行っております。
以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
2016年3月31日現在
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00924] S1007U3E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。