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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YP1

有価証券報告書抜粋 森下仁丹株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、中国経済の減速や新興国の景気低迷への警戒感及び中東情勢への不安感など海外情勢の影響により、株価や為替といった金融市場の動向が不安定となりました。また、個人消費についても実質賃金の伸び悩みから消費支出は足踏み状態にあり全体として景気は先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属する健康関連業界も、健康意識の高まりが持続し、昨年4月から新たな機能性表示食品制度が始まる等大きな変革期を迎えました。但し、異業種を含む大手企業の新規参入等による業界内の競合は激化しており、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しい状況下にあります。
このような状況のなか、当社グループとしては、「伝統と技術と人材力を価値にする」をビジョンとして積極的な諸施策・諸活動を展開してまいりました。
その結果、当連結会計年度は、機能性表示食品「ヘルスエイド シリーズ」の新発売を背景としたヘルスケア事業並びにカプセル受託事業とも売上は好調に推移し、売上高は、10,432百万円(前年同期比6.3%増)と前年同期と比べ614百万円の増収となりました。
利益面においては、原価のコストダウンに注力した結果、売上総利益率の増加が大きく影響し、効果的なプロモーション活動など費用の効率化を図ったこともあり営業利益は、391百万円(前年同期比258.4%増)と前年同期と比べ282百万円の増益となりました。
また、営業外損益を加えた経常利益は、408百万円(前年同期比224.0%増)と前年同期と比べ282百万円の増益となりました。
さらには投資有価証券評価損63百万円の特別損失を加えた税金等調整前当期純利益は、344百万円と前年同期と比べ220百万円の増益となり、法人税等並びに法人税等調整額を加えた親会社株主に帰属する当期純利益は、375百万円(前年同期比276.7%増)と前年同期と比べ276百万円の増益となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① ヘルスケア事業
当セグメントにおきましては、機能性表示食品「ヘルスエイド シリーズ」が順調に推移しており、その結果、売上高は、6,621百万円と前年同期と比べ275百万円の増収となりました。
損益面では、機能性表示食品のプロモーション活動の先行投資的な費用負担が影響し、当連結会計年度のセグメント損失は、212百万円と前年同期と比べ41百万円の減益となりました。
なお、セグメント利益は、上期単独では△244百万円でしたが、下期単独では32百万円と黒転し、着実に利益体質への転換が進んでおります。

② カプセル受託事業
当セグメントにおきましては、医薬品カプセルの受託は落ち込みましたが、フレーバーカプセルは引き続き順調に推移した結果、売上高は、3,796百万円と前年同期と比べ354百万円の増収となりました。
損益面では、コストダウン諸施策による原価率の改善等により、当連結会計年度のセグメント利益は、600百万円と前年同期と比べ326百万円の増益となりました。

③ その他
当セグメントにおきましては、売上高は、14百万円と前年同期と比べ15百万円の減収となりました。
損益面では、当連結会計年度のセグメント利益は、3百万円と前年同期と比べ2百万円の減益となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は1,586百万円と前年同期と比べ85百万円の増加となりました。
当連結会計年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、969百万円の増加(前連結会計年度は1,070百万円の増加)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純利益344百万円、減価償却費718百万円、売上債権の減少173百万円、たな卸資産の増加386百万円、仕入債務の増加127百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、440百万円の減少(前連結会計年度は218百万円の減少)となりました。その主な要因は、設備更新投資など有形固定資産の取得による支出335百万円、投資有価証券の取得による支出59百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、442百万円の減少(前連結会計年度は533百万円の減少)となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による支出380百万円、配当金支払61百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00941] S1007YP1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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