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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008KCK

有価証券報告書抜粋 ダイト株式会社 業績等の概要 (2016年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、前半は賃金上昇やインバウンド消費の拡大に加え設備投資も堅調に推移し、緩やかな上昇傾向にありました。しかし後半になるにしたがい、新興国の経済不安や円高の進行、不安定な株価市場等により、景気は非常に不透明な状況となりました。
医薬品業界におきましては、2013年4月に厚生労働省より「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」が公表されたことに続き、2015年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2015」(いわゆる骨太方針2015)にて、「後発医薬品に係る数量シェアの目標値については、2017年(2017年)央に70%以上とするとともに、2018年度(2018年度)から2020年度(2020年度)末までの間のなるべく早い時期に80%以上とする。」と明記され、ジェネリック医薬品は今後一層数量シェアの拡大が見込まれております。また2016年4月の診療報酬改定はジェネリック医薬品の使用促進の施策もあった一方、新規収載ジェネリック医薬品の薬価を従来よりも引き下げる等ジェネリック医薬品業界にとって厳しい制度改定となり、一層の経営効率化への努力が求められております。
このような状況のもと、当社グループは引き続き生産基盤の充実を図りながら積極的な営業活動を展開いたしました。
なお、売上高の販売品目ごとの業績は、次のとおりであります。
原薬では、第4四半期に発生した火災事故の影響があったものの、消化性潰瘍剤原薬及び解熱鎮痛消炎剤原薬などのジェネリック医薬品向け原薬の販売が堅調に推移し、売上高は21,687百万円(前期比3.4%増)となりました。
製剤では、医療用医薬品において自社開発ジェネリック医薬品の販売増加に加え、新薬や長期収載品の製造受託や一般用医薬品の販売増加により順調に推移し、売上高は14,341百万円(前期比12.7%増)となりました。
健康食品他につきましては、市場環境の悪化等により厳しい状況で推移し、売上高は341百万円(前期比4.8%減)となりました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は36,370百万円(前期比6.8%増)となりました。
営業利益につきましては、売上の増加による稼働率の上昇があった一方、円安に伴う原材料費の増加や設備投資による減価償却費の増加等があった結果3,555百万円(前期比1.0%増)となりました。
経常利益につきましては株式交付費及び為替差損の減少や為替差益の増加等により3,713百万円(前期比7.6%増)となりました。また特別損益において減損損失の発生等がありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は2,566百万円(前期比14.3%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ567百万円の減少となり、1,351百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2,948百万円(前期比790百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,426百万円及び減価償却費2,643百万円、売上債権の減少額829百万円の計上などがあった一方で、たな卸資産の増加額1,631百万円、仕入債務の減少額1,111百万円及び法人税等の支払額1,411百万円などがあったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は4,015百万円(前期比579百万円の減少)となりました。これは主に、生産設備の拡充に伴う有形固定資産の取得による支出3,948百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は526百万円(前期比23百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出2,622百万円及び配当金の支払額374百万円があった一方で、短期借入金の純増額1,120百万円、長期借入れによる収入2,500百万円、などがあったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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