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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007U5H

有価証券報告書抜粋 栄研化学株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

(1) 当社グループは、当連結会計年度において、グローバル企業“EIKEN”の実現に向けて、以下の重点課題について、次のように取り組んでまいりました。
①グローバル化の推進
前連結会計年度に採用となったフランス政府やスペインのマドリード・バルセロナが実施する大腸がんスクリーニング検査が売上に大きく貢献いたしました。そのほか、北米、アジアでの便潜血検査用試薬・装置の展開、イタリアでの尿検査用試薬・装置の販売拡大に注力いたしました。また、海外市場の尿定性検査事業において、さらなるシェア拡大を図るべく、シスメックス株式会社と業務提携いたしました。
FIND(Foundation for Innovative New Diagnostics)との共同開発として取り組んでおりますLAMP法を用いた結核菌群検出試薬については、グローバル展開に向けて準備を進めました。
②独自技術及び研究開発力の強化
当連結会計年度に発売を計画していた迅速検査用試薬や遺伝子検査用試薬、検査装置の開発などを推進いたしました。その結果といたしまして、イムノクロマト法による迅速検査キット(イムノキャッチシリーズ)として、「イムノキャッチ‐RSV」を2015年8月に、「イムノキャッチ‐肺炎球菌」を2016年1月に発売いたしました。さらに、百日咳菌遺伝子検出試薬としては日本で初めての体外診断用医薬品となる「Loopamp百日咳菌検出試薬キットD」を2015年12月に発売いたしました。また、免疫血清学的検査用試薬では、間質性肺炎の検査用試薬「LZテスト‘栄研’KL-6」を2016年2月に発売いたしました。
③生産性の向上
製造原価低減に継続して取り組み、売上原価率は前期比で0.2ポイント低下いたしました。
当社グループは、工場建設、製造設備の更新による生産性の向上に取り組んでおります。当連結会計年度においては、2015年6月に野木事業所内にエネルギー棟を新設したほか、尿検査用試薬等の生産能力増強のため、新規製造設備の導入と新製造棟の建設を開始いたしました。
④人財の育成と活用
前連結会計年度において立案した基幹人材育成プログラムに基づき、グローバル人財の育成に向けた研修を実施いたしました。
⑤社会的責任の実践と社会との調和
マイナンバー(社会保障・税番号)制度への対応として、社内の情報管理体制を整備いたしました。コーポレートガバナンス・コードへの対応については、コードの各原則の実施に関する開示や説明についてコーポレートガバナンス報告書に記載し、当社ウェブサイト及び東京証券取引所で閲覧できるよう開示しております。また、一般社団法人日本臨床検査薬協会の「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」に基づいて定めた「医療機関等との関係の透明性に関する指針」に基づき、2014年度分(2014年4月1日から2015年3月31日まで)の医療機関及び医療関係者への資金提供に関する情報を当社ウェブサイトに公開いたしました。
環境マネジメントシステムといたしまして、環境プログラムを作成し、省エネルギー・省資源活動、環境配慮型製品の提供に向けた活動を継続して実施いたしました。
リスクマネジメント活動といたしまして、情報漏洩防止に対するシステム監視を強化するとともに、従業員への指導及び周知徹底を図りました。

(2) 当社グループは、経営戦略の実行において、以下の点を重点課題として捉え、これらを行動計画に落とし、グローバル企業“EIKEN”の実現に向けて推進してまいります。
①国内市場での自社製品のシェアアップ
②グローバル展開の加速
③研究開発力の強化
④経営効率を高めるための基盤整備


生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00961] S1007U5H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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