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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009CXT

有価証券報告書抜粋 株式会社FPG 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、総じて緩やかに回復しているものの、欧州政情不安や中国その他新興国経済の減速懸念等もあり、先行きに不透明さが増しております。日本経済についても、緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の減速等の懸念もあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画に従い、各種施策の実施に努めた結果、タックス・リース・アレンジメント事業が好調に推移する等、前年同期に比べ増収増益となりました。
売上高
売上高は、18,894百万円(前年度比23.4%増)となりました。
(タックス・リース・アレンジメント事業)
タックス・リース・アレンジメント事業の売上高は、17,055百万円(前年度比20.7%増)となりました。リース事業組成金額及び出資金販売額の状況は以下のとおりであります。
・リース事業組成金額は、378,808百万円(前年度比27.4%増)となりました。これは主に、組成担当部署の人員を増強するとともに、案件組成のサポートを行う関係会社(FPG AIM グループ(FPG ASSET & INVESTMENT MANAGEMENT B.V.及びその子会社)及びFPG AMENTUM LIMITED)との連携を推進し、好調な出資金販売環境、資金調達力の向上を背景に、積極的な案件組成を行ったことによるものであります。
・出資金販売額は、109,417百万円(前年度比30.0%増)となりました。これは主に、業績好調な投資家からの出資金に対する需要が強く推移する中、支店の開設を含む販売ネットワークの拡大等を背景に、出資金の販売額が増加したことによるものであります。
(その他事業)
タックス・リース・アレンジメント事業以外のその他事業の売上高は、1,839百万円(前年度比55.2%増)となりました。このうち、前連結会計年度の第3四半期連結会計期間末から連結子会社としたFPG AMENTUM LIMITEDが行う航空機投資管理サービス事業の売上高は、522百万円(前年度比112.5%増)、保険仲立人事業の売上高は、499百万円(前年度比77.3%増)、証券事業の売上高は、341百万円(前年度比23.4%増)、信託機能を活用した不動産小口運用商品の販売を開始した不動産関連事業の売上高は、274百万円(前年度比64.1%増)、M&Aアドバイザリー事業の売上高は121百万円(前年度比133.5%増)となりました。
売上原価
売上原価は、2,536百万円(前年度比30.8%増)となりました。
これは、主に、売上高拡大に伴い、顧客紹介に係る手数料が増加したことによるものであります。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、4,504百万円(前年度比36.8%増)となりました。
これは主に、さらなる業容拡大を図るため、タックス・リース・アレンジメント事業のオペレーティング・リース事業案件の組成体制及び販売体制の強化、信託機能を活用した不動産小口運用商品の販売体制の強化を含む積極的な人員増強を行ったこと、FPG AMENTUM LIMITEDを新たに連結子会社としたこと、その他業容拡大等により、人件費が2,390百万円(前年度比52.2%増)、その他の費用が2,114百万円(前年度比22.8%増)となったことによるものであります。
(注)人件費には、給料手当、賞与(引当金繰入額含む)、法定福利費、福利厚生費、退職給付費用、人材採用費等を含めております。営業利益
上記の結果、営業利益は、11,853百万円(前年度比17.6%増)となりました。
営業外収益/営業外費用
営業外収益は、1,021百万円(前年度比33.2%増)となりました。これは主に、投資家から収受している商品出資金の立替利息が増加した結果、受取利息が、694百万円(前年度比87.9%増)となったこと、関連会社に関する持分法による投資利益が、218百万円(前年度比16.1%減)となったことによるものであります。
営業外費用は、969百万円(前年度比21.6%増)となりました。これは主に、支払利息が318百万円(前年度比43.0%増)、支払手数料が、494百万円(前年度比7.4%減)、為替差損が、108百万円(前年度は2百万円の為替差損)となったことによるものであります。
経常利益/特別損益/親会社株主に帰属する当期純利益
上記の結果、経常利益は、11,906百万円(前年度比18.4%増)となりました。
なお、特別損益に、株式会社FPG投資顧問に係るのれんの減損損失144百万円、同社株式の売却損16百万円を計上いたしました。これは、当連結会計年度において、当社グループにおける資産運用サービスの拡充について、運用型信託会社の免許を有する株式会社FPG信託の活用に重点を置く方針とし、経営資源の重複をさけ、効率的な配分を行うために、株式会社FPG投資顧問の全株式を譲渡したことに関連するものです。
上記の結果、法人税等を控除した親会社株主に帰属する当期純利益は、7,644百万円(前年度比20.5%増)となりました。
セグメント別業績
セグメント別業績の概況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

セグメント
2015年9月期2016年9月期
売上高セグメント利益またはセグメント損失(△)売上高セグメント利益またはセグメント損失(△)
FPG14,64310,28717,68712,137
FPG証券281835037
その他398△243976△214
調整額△10-△120△53
合計15,31310,05118,89411,906
(注)1.売上高は、セグメント間の内部売上高または振替高を消去しております。
2.セグメント利益または損失は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
3.調整額はセグメント間取引消去額であります。
(FPGセグメント)
当社におけるタックス・リース・アレンジメント事業が好調に推移したことにより、売上高は、17,687百万円(前年度比20.8%増)、セグメント利益は、12,137百万円(前年度比18.0%増)となりました。
(FPG証券セグメント)
株式会社FPG証券における通貨関連店頭デリバティブ商品の売上高が拡大したことにより、売上高は、350百万円(前年度比24.8%増)、セグメント利益は、37百万円(前年度比348.3%増)となりました。
(その他)
前連結会計年度の第3四半期連結会計期間末からFPG AMENTUM LIMITEDを連結子会社としたこと等から、売上高は、976百万円(前年度比145.0%増)となりました。セグメント損益については、株式会社FPG信託において、売上高の拡大を可能とするための体制整備に努めた結果、費用の発生が先行していることもあり、セグメント損失は、214百万円(前年度比11.9%減)となりました。
(注)本項目において、各セグメントの売上高の説明は、従来、セグメント間取引消去後の金額に基づき記載しておりましたが、当連結会計年度よりセグメント間取引消去前の金額を用いて記載することに変更しております。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて1,287百万円増加し、8,671百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益が増加した一方で、積極的な組成により、商品出資金が増加したこと等から、営業活動で使用した資金は1,692百万円(前年度は、商品出資金の増加等により、3,250百万円の資金支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動において使用した資金は414百万円(前年度は、FPG AMENTUM LIMITED及び株式会社FPG信託の株式取得による支出があったこと等により、1,443百万円の資金支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払、自己株式の取得等があった一方で、借入金が増加したこと等から、財務活動から得られた資金は、3,578百万円(前年度は、借入金の増加等により、7,888百万円の資金収入)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24651] S1009CXT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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