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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007SM4

有価証券報告書抜粋 生化学工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期の売上高は、円安効果や海外医薬品の数量増により、前期と比べ4.9%増の309億6千2百万円となりました。
利益につきましては、高萩工場第5製剤棟の減価償却費や米国における腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603等の開発テーマ進展に伴う研究開発費が増加したことから、営業利益は10.0%減の21億4千4百万円となりました。経常利益は、受取ロイヤリティーが増加した一方で、期末にかけて円高が進行したことに伴う保有外貨建資産に関する為替評価要因などから12.7%減の35億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の税率低減要因が無くなったことなどにより税率が上昇し、29.4%減の25億7千8百万円となりました。

セグメント別の売上概況

・国内医薬品(169億2千8百万円、前期比0.2%増)
関節機能改善剤アルツは、後発品使用促進の影響を受けたものの、販売提携先の拡販努力もあり、医療機関納入本数及び当社売上は微増となりました。
眼科手術補助剤オペガンは、厳しい競合環境が継続しており、医療機関納入本数、当社売上ともに微減となりました。なお、2016年2月に眼科手術補助剤シェルガンの製造販売承認を取得し、現在、販売提携先と発売に向けた準備を進めています。
内視鏡用粘膜下注入材ムコアップは、2016年4月からの販売提携先変更に伴う出荷増もあり、医療機関納入本数、当社売上ともに増加しました。
・海外医薬品(73億円、同15.1%増)
米国における単回投与の関節機能改善剤ジェル・ワンは、2015年6月の販売提携先であるジンマー バイオメット社の合併に伴う営業体制拡充の効果が徐々に現れており、現地販売及び当社売上が引き続き増加しました。当社では同社の営業活動を支援するとともに、更なる製品認知度向上策を実施していきます。
5回投与の関節機能改善剤スパルツFXは、厳しい競合品攻勢が継続するなかで、販売提携先の拡販努力により、米国現地販売は前期並みとなりました。当社売上は、円安効果により微増となりました。
中国向けアルツは、政府による価格抑制策等の影響を受け、現地販売が減少に転じました。当社売上は、販売提携先が流通方針変更により在庫水準を高めたことに加え、円安効果もあり増加しました。
・医薬品原体(12億8千9百万円、同8.4%減)
ヒアルロン酸の市場環境が厳しさを増しており、減少しました。

これらの結果、医薬品事業の売上高は255億1千8百万円(同3.5%増)となりました。


海外におけるエンドトキシン測定用試薬等が円安効果もあり増加し、売上高は54億4千4百万円(同11.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ1億4千7百万円増加し、94億9千4百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は55億9千5百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益35億円及び減価償却費31億9千1百万円となった一方、たな卸資産の増加額10億3千5百万円となった結果であります。前期比では14億6千2百万円収入が増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は34億1千6百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出22億4千8百万円、有価証券及び投資有価証券の取得や償還などの運用による支出16億6千9百万円の結果であります。前期比では1億1千1百万円支出が増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は19億4千7百万円となりました。これは主に配当金の支払額14億7千6百万円、長期借入金の返済による支出2億8千5百万円の結果であります。前期比では14億2千7百万円支出が増加しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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