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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082CY

有価証券報告書抜粋 積水樹脂株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発は、基礎研究部門と製品開発部門に分けられる。基礎研究部門は株式会社積水樹脂技術研究所において、新規材料の創出をめざした研究開発、並びに既存コア技術の高度化及び拡大に取り組んでいる。製品開発部門は、各セグメントに所属するそれぞれの開発部門が、機能・コスト・施工・デザイン等、多角的な観点から新製品開発を推進している。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は9億5千6百万円であり、各事業分野別の研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりである。なお、研究開発費については、株式会社積水樹脂技術研究所で行っている基礎研究等の各事業分野に配分できない費用3億6千万円が含まれている。
(1)公共部門
交通環境資材関連製品:騒音対策製品は、2015年度に改正されたNEXCO試験方法の新基準を満足した「耐燃性アルミ枠透明板(ポリカーボネート製)」を上市した。交通安全製品は、蛍光黄緑反射シートの採用により薄暮時に優れた視認性を有する車線分離標「ポールコーン」、「ポールコーンガイド」を上市した。また、同期発光によって線形誘導機能を一層高めた自発光式縁石鋲「エッジポインタT-J」を上市した。路面標示材製品は、路面貼付シートの施工性を向上した「ジスラインSセットアップタイプ」、逆走対策製品に向けた路面標示材「ジスラインS大型ソリッドシート」も上市し、強化した。廃材(碍子、砥部焼きなど)を利用した骨材のカラーライン材も上市した。
景観資材関連製品:防護柵は、生活道路に向けた提案として乗用車の衝突では突破されにくい歩車道境界柵として「シティガード」を上市した。また、ライフサイクルコストを考慮した長寿命化製品への展開として、使用鋼管を従来の亜鉛めっきからアルミ・マグネシウムの入った合金めっきへの切替えを推進し、「高耐食車両用ガードパイプ」を上市した。合わせて高欄製品への水平展開で「高耐食ビューレイルマックス」を開発した。環境分野では、夏場でも座面の温度が上がりにくい新型ベンチの開発と灯具を高性能化した「新型ソーラー照明灯SLKシリーズ」の開発を推進した。
スポーツ施設関連製品:人工芝は高品質ポリタン社製品「PTシリーズ」の充実で基盤のスポーツ用途の更なる強化を図るとともに、人工芝フィールド直下に樹脂製貯留槽を敷設することで表面の高速排水,一時貯留機能を付加した「ドリームターフ アクアグルーブ」を上市した。
公共部門に係る研究開発費は2億9千9百万円である。
(2)民間部門
住建関連製品:学校、工場、施設向け外構製品として、施工性・軽量化・操作性を高めた「アルミ複式引戸」を上市した。また、マンション、施設向けとして、アルミ形材に木目調オレフィンシートをラッピングしたパネルとスチール製支柱を組み合わせて木の温もりを演出する「木目調縦格子フェンス」を開発した。
人工木・建材関連製品:人工木材はデッキ材の新たな品揃えとして中空断面の汎用品のラインナップを行った。建材製品ではメタカラーの巾木ラインナップの中で、高意匠を求める市場へ向けたブラックヘアラインカラー製品の品揃えによりラインアップを強化した。
総合物流関連製品:梱包形態の多様化、梱包作業の省力化要望に応えるストレッチ包装機「TSシリーズ」、生産現場の安全・安心・快適に応えるセキスイ安全柵および帯鉄代替ニーズに応えるPETバンド「HSテナックス」の品揃えとして透明タイプを開発・上市した。
アグリ関連製品:通販・WEB販売に特化した栽培棚「フルーツパーゴラ」は順調に売上を伸ばしており、更なる拡販を目的に品揃え強化を実施した。また、森林での特にシカによる樹木の皮剥ぎ被害を防止するための「成木保護ネット」を開発上市した。
民間部門に係る研究開発費は2億9千6百万円である。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


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