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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WJ2

有価証券報告書抜粋 株式会社ナリス化粧品 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、上半期は個人消費に持ち直しの兆しがみられたものの、下半期には海外経済の先行き不安、円高や日銀によるマイナス金利の導入など、取り巻く環境は不安定となり、個人消費は足踏み状態が続いております。
また、化粧品業界におきましても、経済産業省が発表した化粧品年間出荷統計によりますと、2015年暦年ベースの化粧品出荷金額は前年比1.3%増ですが、訪日観光客によるインバウンド消費の影響に負うところが大きく、これを除くと国内需要は減少傾向であったと推測されます。
このような市場環境のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)は、新3ヵ年中期経営計画を策定し「VALUE UP! NARIS」をスローガンに、前3ヵ年計画に引き続き、販売数量の拡大を目指して、一人でも多くのお客様に当社グループの製品をお買い求めいただけるよう取り組みました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は次のとおりとなりました。
当連結会計年度における売上高は、219億77百万円(前連結会計年度比2.0%増)となりました。利益面では、営業利益は、売上構成比の変化による売上原価の増加や販売費の増加などにより4億43百万円(前連結会計年度比5.2%減)、経常利益は5億23百万円(前連結会計年度比5.8%減)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は1億75百万円(前連結会計年度比48.9%増)となりました。

セグメントごとの業績
① 化粧品事業
化粧品事業におきましては、国内では主に訪問販売市場、一般化粧品市場、通信販売市場での事業展開及びOEMとしての事業展開も行っております。
訪問販売市場での事業展開につきましては、「お客様に選ばれるナリスを目指す」をテーマに、「新規のお客様づくり」を行うとともに、「継続愛用者づくり」に取り組みました。また「収益力のある販売員の育成」について引き続き注力いたしました。
「新規のお客様づくり」では、情報誌を6ヶ月間継続してお届けし、サンプルを活用してふきとり用化粧水のお客様になっていただくアプローチを行いました。そして、2016年1月にスキンケアの普及価格帯シリーズ「ルクエ」のリニューアルを行い、全国各地でお客様対象の「ルクエファンミーティング」を開催し、ファンづくりに努めた結果、新規のお客様は順調に増加しております。そして、「ふきとり用化粧水」と美容機器「メガビューティ」を併用するアプローチを行い、肌が変わったという実感を得ていただいて「継続愛用者づくり」に努めております。
「収益力のある販売員の育成」では、情報誌を活用したお客様づくりを実践することと、エステティックの知識・技術を短期間で習得できる「アカデミー」研修会を全国各地で開催し、販売力の向上を図っております。
OEMでの事業展開におきましては、積極的な企画提案により既存の取引先からの新製品及び製品のリニューアルを受注するとともに、創業以来培ってきた研究開発力と化粧品の製造技術に加え、デザイン・容器開発も合わせた提案を行うことにより新規取引先を開拓しました。
また、一般化粧品市場での事業展開につきましては、大手チェーンドラッグストアに営業を集約し、効率的な営業を行いました。定期的に主要店舗を訪問し、取引先の要求を掴み、客層にあった販売促進策の提案を行いました。
海外におきましては、タイ、インドネシア、台湾、香港等の東南アジア向けで順調に化粧品の売上を伸ばしました。
これらの結果、売上高は183億円(前連結会計年度比4.1%増)、営業利益は12億59百万円(前連結会計年度比5.3%増)となりました。


② その他の事業
その他の事業におきましては、健康食品、ボディメイク(補整下着)、機能性食品、浄水器、衣料品及び雑貨、美容機器等を製造販売しております。
美容機器では、肌のお手入れに毎日使っていただきやすいように従来品の美顔器「メガビューティ L×H」の機能を厳選し、簡単3ステップでお手入れができる美顔器として新発売した「メガビューティ S」の売上が好調に推移しました。しかしながら、海外市場向けの補整下着では、一巡した需要の回復が引き続き見込めず、売上高は36億76百万円(前連結会計年度比7.3%減)、営業損失は1億58百万円(前連結会計年度に比べて損失が1億23百万円増加)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)が前連結会計年度末に比べ1億99百万円増加し、当連結会計年度末には、2億97百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は11億37百万円(前連結会計年度は7億16百万円の収入)となりました。これは、売上債権の増加4億77百万円等により資金が減少したものの、税金等調整前当期純利益が4億35百万円、減価償却費5億34百万円、仕入債務の増加6億13百万円等により資金が増加したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用された資金は3億16百万円(前連結会計年度は10億9百万円の支出)となりました。これは、定期預金の純減による収入2億99百万円等により資金が増加したものの、固定資産の取得による支出6億11百万円等により資金が減少したことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用された資金は6億21百万円(前連結会計年度2億3百万円の支出)となりました。これは、長期借入金による収入2億円等により資金が増加したものの、連結の範囲の変更を伴わない関係会社出資金の払込による支出3億9百万円、短期借入金の純減による支出2億10百万円、配当金の支払額1億17百万円、長期借入金の返済による支出79百万円、自己株式の取得による支出69百万円等により資金が減少したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01021] S1007WJ2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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