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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007MUU

有価証券報告書抜粋 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、上半期は日経平均株価が15年ぶりに2万円を突破し、外国為替相場も1$=120円を超える円安基調で推移したため、輸出企業を中心として好調に推移いたしました。しかしながら、中国をはじめとした新興国を中心に世界経済の先行きへの不安がくすぶる中、欧州の景気回復の遅れや、世界景気のけん引役の不在のもと、マイナス金利の導入にもかかわらず円高や株式市場の低迷に見舞われるなど不安定な状況にあり、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の中で当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は、委託生産と交代勤務体制を効果的に進めてきたことにより製品の安定供給体制が整備され、さらに新商品開発活動を促進してきたことに加え、当初の予定からは遅れたものの建設中であった群馬工場が竣工を迎えたことにより生産体制の効率化や既存設備の更新を進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は52億3百万円(前連結会計年度比9.7%増)、営業利益は9億57百万円(同27.5%増)、経常利益は11億77百万円(同30.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億43百万円(同43.5%増)となりました。
用途別売上状況
用 途売上高構成比前年同期実績対前期増減率
(百万円)(%)(百万円)(%)
湿式合成皮革家具・車輌用4,21681.03,56118.4
手袋用5149.9603△14.8
その他4258.2530△19.7
5,15699.14,6959.8
その他溶剤(DMF)460.949△4.8
合 計5,203100.04,7449.7
用途別売上の概況は以下のとおりであります。
家具・車輌用
家具・車両用は、欧米市場を中心に競合他社との差別化を図った製品を提案したことにより用途が拡大し、全体として販売は好調に推移いたしました。
大型バスやキャンピングカー、ボート用、歯科治療の椅子用等が順調に売上げを伸ばし、コントラクト家具用では音楽ホールやホテル等の家具用途についても販売は好調でした。
またGM、アメリカ日産、Tesla等の自動車メーカーにおいてシフトブーツ、ドアパネル、シート部材等での採用が進み、航空機用製品につきましても、機体交代需要が続いたため好調な販売となりました。
この結果、家具・車輌用の売上高は42億16百万円(前連結会計年度比18.4%増)となりました。
手袋用
ゴルフ手袋用は、廉価商品と競合していた低収益帯の製品ラインナップを見直したことにより製品の販売は減少したものの、FootJoy社にて従来より採用されている日本市場向け全天候型グローブ“ウエザーソフ”に加えて、高性能カラー・グローブ“スペクトラムFP”が新たに採用され、日本において販売開始となりました。
乗馬用はEU経済減速の影響により低調に推移しており、その他スポーツ手袋用、及び作業手袋用については新柄商品を提案しているものの、現状のところ販売高に寄与するには至っておりません。
この結果、手袋用の売上高は5億14百万円(前連結会計年度比14.8%減)となりました。
その他
ケース用・雑貨用の輸出向け製品は、競合他社との差別化を図ったナッパタイプ及びスエードタイプの販売は好調に推移したものの、国内向けの販売は減少いたしました。
衣料用のCAPRITAS®シリーズの主力商品である”Fleure(フルーレ)”は、米国向けの販売が回復したものの、EU向けの主要市場であるドイツへの販売が低迷しました。国内衣料向け製品においても、レザー・トレンド減退の兆しが表れ、販売高が減少いたしました。
この結果、その他用途の売上高は4億25百万円(前連結会計年度比19.7%減)となっております。
溶剤(DMF)
製品製造の過程において使用された溶剤(DMF)を回収し、再利用によるコストダウンをはかりながら回収余剰分の販売をしており、売上高は46百万円(前連結会計年度比4.8%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億56百万円増加し、13億5百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上及び長期借入れによる増加があったものの、有形固定資産の取得による支出、売上債権の増加、未収消費税の増加、たな卸資産の増加及び法人税等の支払があったことによるものであります。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は5億99百万円(前期比3億94百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益11億81百万円の計上があったものの、未収消費税等の増加1億26百万円、たな卸資産の増加1億14百万円、売上債権の増加1億72百万円並びに法人税等の支払額3億47百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は12億11百万円(前期比5億円の増加)となりました。これは主に新工場新設に伴う有形固定資産の取得による支出11億99百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は8億68百万円(前期比5億61百万円の増加)となりました。これは主に配当金の支払額98百万円及び長期借入金の返済35百万円があったものの、新たに長期借入金が10億円増加したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01061] S1007MUU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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