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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008WF7

有価証券報告書抜粋 株式会社シーズ・ホールディングス 業績等の概要 (2016年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待されております。ただし、中国を始めとするアジア新興国等の景気が下振れをし、わが国の景気が下押しされるリスクが存在しております。また、英国のEU離脱問題など、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響に留意する必要があります。
このような環境の中、当社グループは2015年12月に組織体制を純粋持株会社体制へ移行、2016年2月にエステ・サロン事業を展開している株式会社シーズ・ラボの連結子会社化、2016年7月には海外事業の本格拡大を目的としてジョンソン・エンド・ジョンソングループ企業との資本業務提携契約を締結いたしました。
第3四半期連結会計期間から新たに株式会社シーズ・ラボが連結対象となり、前年同期と比較して連結売上高と各段階利益が増加したことに加え、ラボラボブランドの中国人向けの販売が好調に推移し、売上高増加と利益貢献が拡大した結果、売上高は39,452百万円(前期比4.8%増)、営業利益は8,191百万円(前期比6.6%増)、経常利益は8,178百万円(前期比5.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,289百万円(前期比7.1%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

化粧品販売においては、2015年11月に「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」のリニューアル発売を行い、既存のお客様を中心に好調な売れ行きとなりました。また、「VC100エッセンスローション」をアクアコラーゲンゲルシリーズに続く第2の柱とすべく、幅広い年齢層の顧客や外国人観光客への訴求を強化するとともに、販路ごとの販売活動を強化してまいりました。ジェノマーブランドは、既存商品のリニューアルを定期的に行うとともに、新しいメイク商品を数品新発売いたしました。ラボラボブランドは、当連結会計年度を通じて好調な売れ行きで、特に毛穴ケア関連の商品がインバウンド需要を取り込むかたちで外国人観光客に好調でした。以上により、化粧品事業の売上高は、35,296百万円(前期比5.1%増)、セグメント利益は7,429百万円(前期比1.8%減)となりました。

健康食品事業においては、健康食品全体の売上高を牽引している「美禅食」が、前連結会計年度と比較し、広告の出稿を減少させたことにより、前年同期比で売上高が減少しました。理由といたしましては、相対的に販売単価が高く、かつ、継続購入が期待できる化粧品事業の商品に広告割合の比重を高めたことによるものです。一方で営業利益については、売上に対する広告販促費用の費用対効果が向上したことにより、前年同期比で増益となりました。以上により、健康食品事業の売上高は、2,908百万円(前期比28.8%減)、セグメント利益は588百万円(前期比392.5%増)となりました。

エステ・サロン事業においては、第3四半期連結会計期間に株式会社シーズ・ラボを連結子会社化したことに伴い、同社が運営するエステ・サロン事業を新たな報告セグメントといたしました。当連結会計年度においては、新規導入したメニューより、既存顧客の追加契約が増加し、売上高の増加に貢献しました。また、シーズ・ラボの各店舗において、ドクターシーラボブランドを始めとした化粧品等の販売も、積極的な展開を開始しました。以上により、エステ・サロン事業の売上高は、1,248百万円、セグメント利益は159百万円となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

次に化粧品事業及び健康食品事業を販路別に見ますと、通信販売においては、「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」「VC100エッセンスローション」のTVCM放映や、各種販促活動の効果もあり、購入履歴の長い優良顧客の人数が順調に積み上がってまいりました。また、アクアコラーゲンゲルシリーズだけでなく、同商品と併せてご購入していただけるよう、「VC100エッセンスローション」や「アクアインダーム導入エッセンス」などの周辺商品の訴求も、福袋やセット販売などで行ってまいりました。しかしながら、新規顧客の獲得が想定よりも少なかったことに加え、前連結会計年度に獲得した新規顧客の継続顧客化が進まなかったことにより、期初予想を下回る結果となりました。以上により、通信販売の売上高は、23,706百万円となり、前期と比較して4.6%減少いたしました。
卸売販売においては、需要期に「スーパー毛穴ローション」を都市部のドラッグストア中心に積極的な出荷を行い、中国・東南アジアの観光客から、期初予想を大きく上回るお買い求めがありました。また、「VC100エッセンスローション」につきましても、インバウンド対応強化の一環として、中国人スタッフにより主要卸先店舗での入店販売を実施するなど、店頭での拡販活動に努めた結果、好調な売れ行きとなりました。以上により、卸売販売の売上高は、8,622百万円となり、前期と比較して11.0%増加いたしました。
対面型店舗販売では、お手入れ会やカウンセリングサービスなど、お客様の満足度向上を目的として対面型店舗ならではのサービスを引き続き実施したと共に、一部の店舗ではリニューアル改装を行いました。また、外国人観光客のインバウンド需要につきましては、当社直営店舗の銀座本店に加え、新宿・池袋エリアの百貨店での販売にも力を入れてまいりました。しかしながら、来店客数及び来店回数の増加を目的とした店舗活動を実施したものの、想定数を上回るには至らなかったことで、対面型店舗販売の売上高は、3,907百万円となり、前期と比較して4.9%減少いたしました。
海外においては、旧正月やクリスマスシーズンなどの需要期における中国人観光客が増加し、「スーパー毛穴ローション」を中心に好調な売れ行きでした。台湾は、「スーパー毛穴ローション」に加え、現地のファッション雑誌で取り上げられた「VC100エッセンスローション」の売れ行きが好調でした。シンガポールでは、卸チェーンストアのワトソンズでの取扱店舗が拡大している中、アクアコラーゲンゲルシリーズを中心に売上が好調に推移いたしました。また、現地雑誌の化粧品部門での受賞が相次ぎ、特集などに取り上げられるなどして、当社商品認知の底上げに繋がりました。この他、外国人観光客を対象として、免税販売を取り扱う空港店舗数を国内・海外に拡大するとともに、「バニラエア」「ピーチアビエーション」の機内販売も実施いたしました。以上により、海外事業の売上高は、1,968百万円となり、前期と比較して112.8%増加いたしました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により取得した資金は7,051百万円となりました。これは主に売上債権の増加809百万円、法人税等の支払2,869百万円が資金の減少要因となった一方、主な増加要因としては税金等調整前当期純利益が8,095百万円計上されたことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、2,140百万円となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出791百万円と連結の範囲の変更に伴う子会社株式の取得による支出1,381百万円が資金の減少要因となったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により取得した資金は1,547百万円となりました。これは主に配当金の支払額1,937百万円が資金の減少要因となった一方、主な増加要因としては新株予約権の行使による株式発行による収入3,368百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01062] S1008WF7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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