有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10096G0
株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 研究開発活動 (2016年8月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は110,139千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。
当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。
当社グループの取組状況
(1)研究開発の指針
当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。
(2)健康食品の開発状況
当連結会計年度においては、前期に特許出願した「ゼラチンカプセルおよび該ゼラチンカプセルの製造方法」の製造技術を用いた商品『AFCスーパーオメガ3』を上市しました。当該商品は従来の当社の製造技術では困難であった魚由来ゼラチンを使用したソフトカプセル商品であり、当社においても魚由来ゼラチンカプセルの製造が可能となりました。なお、出願中であった特許については、本年8月12日に特許登録されており、さらに技術革新された製造技術について、「ゼラチンカプセルおよび該ゼラチンカプセルの製造方法」(出願番号:特許2016-103846号)にて本年5月25日に特許出願しました。
一方、2015年4月よりスタートした機能性表示食品制度については、前期に㈱エーエフシー商品として届出した『AFCルテインGOLD』の受理に向け、消費者庁の審査対応に当たる一方、新たに2商品目として非変性Ⅱ型コラーゲン商品を届出しました。なお、『AFCルテインGOLD』の機能性表示食品の届出については、本年10月19日に受理されております。
(3)化粧品の開発状況
当期連結会計年度においては、エーエフシーの爽快柑シリーズとして、『薬用 育毛剤爽快柑』のリニューアル商品の開発及び、ヘアカラートリートメント『ノンシリコンアミノ酸ヘアカラートリートメント爽快柑白髪染め』の開発に取組みました。『薬用 育毛剤爽快柑』については、白髪に有効とされるアシタバエキスを配合したほか、アミノ酸15種類・植物エキス12種類・フルーツエキス7種類を配合し、フルーツ酸で頭皮をやさしくピーリングする商品となっています。また、『ノンシリコンアミノ酸ヘアカラートリートメント爽快柑白髪染め』については、肌へのやさしさと染めやすさを追求し、従来の染毛料のようにキューティクルを剥がすことなく、髪の表面に色素を付着させる商品となっています。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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