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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007QK5

有価証券報告書抜粋 住友理工株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループ(当社および連結子会社)は、事業を取り巻く環境がダイナミックに変化する中、将来に向けて持続的に成長・発展するために新事業の創出が不可欠であることから、コア技術である高分子材料技術と総合評価技術をベースに外部技術との融合・協業を促進し、スピーディーな新技術の創出とタイムリーな商品開発を目指しています。
研究開発にあたっては、当社グループのコア技術を進化させる材料技術研究所と、当社の将来を支える新製品を開発する新事業開発研究所の連携により、技術開発を進めています。2014年10月には、新事業開発研究所から分離・独立した健康介護事業室が事業部門として新たに発足。電気特性を制御し、圧力を検知する「スマートラバー(SR)センサ」技術を基にした製品の開発を進めてきました。当連結会計年度においてはこの技術を応用した「SRソフトビジョン」シリーズのラインアップを拡充したほか、心臓マッサージの訓練評価システム「しんのすけくん」を発売しました。また、地域包括ケアシステムをはじめとする「健康」「医療」「介護」事業における連携協力を目的として、昨年12月に糸島市(福岡県)、九州大学、住友理工との間で3者協定を締結し、「九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島」(愛称:ふれあいラボ、2016年4月に開所)の開設への準備を進めました。
なお、当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費の総額は14,215百万円であります。

セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
① 自動車用品
自動車用品分野においては、低温から高温までの幅広い温度範囲で水素と酸素の流路を保つ、長期シール性を実現した高機能ゴムと、自動車用防振ゴムなどの製品開発を通じて培った精密加工技術を融合し、燃料電池(FC)自動車に搭載されるFCスタック向けゴム製シール部材「セル用ガスケット」を一昨年より量産。さらなる性能向上に向けて技術開発を続けています。また、グループ全体で小型軽量化・環境性能向上に対応し、高い安全基準を満たす技術開発や次世代自動車への新製品開発に取り組んでいます。
自動車用品に係る研究開発費は、11,745百万円であります。

② 一般産業用品
産業資材分野では、産業用防振ゴム・ホースなどのコア技術の強化・再構築を図るとともに、住宅市場での展開を行うなど、事業体質の強化・新規事業の創出を進めています。IT関連製品のうち、事務機器向け精密部品分野では、高機能・高精度部品の材料開発に積極的に取り組んでいます。また、環境分野や健康介護分野では省エネルギー効果のある窓用高透明遮熱・断熱フィルム、高精細な印刷を実現する感光性水現像フレキソ版材、医療や介護の現場でリハビリ支援などに活用できる体圧検知センサなどのさらなる開発に取り組んでいます。
一般産業用品に係る研究開発費は、2,470百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01097] S1007QK5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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