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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10079Z8

有価証券報告書抜粋 日本コンセプト株式会社 事業の内容 (2015年12月期)


沿革メニュー関係会社の状況


当社グループは、当社及び連結子会社であるNIPPON CONCEPT SINGAPORE PTE.LTD.、NIPPON CONCEPT MALAYSIA SDN.BHD.、EURO-CONCEPT B.V.、NICHICON EUROPE B.V.、NICHICON UK LIMITED.、NIPPON CONCEPT AMERICA,LLC.の計7社で構成されております。
当社グループ各社の事業における位置付けは、次のとおりであります。
なお、当社グループの事業は、タンクコンテナを使用した国際複合一貫輸送及び附帯業務の単一事業であるため、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。
社 名事業内容
日本コンセプト株式会社(当社)日本及び周辺地域における輸出入貨物取扱業、及び、韓国代理店とグループ統括
NIPPON CONCEPT SINGAPORE PTE.LTD.東南アジア(除くマレーシア)、中国、インド、中東及びオセアニア地域における輸出入貨物取扱業、及び、地域統括
NIPPON CONCEPT MALAYSIA SDN.BHD.東南アジア地域におけるタンクコンテナの洗浄、及び、メンテナンス並びにマレーシアにおける輸出入貨物取扱業
EURO-CONCEPTB.V.持株会社(欧州地域統括)
NICHICONEUROPEB.V.欧州(除く英国)における輸出入貨物取扱業
NICHICONUKLIMITED.英国における輸出入貨物取扱業
NIPPON CONCEPT AMERICA,LLC.米州における輸出入貨物取扱業


当社グループの事業内容は、ISO標準規格の液体輸送容器であるタンクコンテナを利用した液体貨物の輸送と、この液体貨物を工場のドアから相手先の工場のドアまで輸送する行程で必要となる積替・保管・加温、及び納品後の空コンテナの洗浄等の一連の附帯サービスからなる、液体物流サービスの提供であります。当然のこととして輸送と附帯サービスは一体の取引として密接不可分であり、従って当社グループの事業は単一事業であります。
主な取引先には、大小の石油化学品メーカーや石油化学品等を扱う商社、及び食品会社等があります。これらの国内外の取引先に対し、石油化学品、洗剤原料、インキ、香料、食品材料等の様々な液体貨物について、当社グループは、タンクコンテナを輸送容器として、アジアの諸地域はもとより欧米各国との間での液体物流サービスを提供しております。
当社グループの強みは、第1に、片道運賃で輸送サービスを提供することであります。輸送の目的地において液体貨物を納品後のタンクコンテナを回収し、現地で洗浄し、これを現地発の別の顧客の液体貨物の輸送に活用することで、それぞれの顧客には、それぞれの目的地までの片道運賃で輸送サービスを提供することが可能となります。当社グループは、創業以来、グローバルなネットワークの拡充に注力してきました。この結果、現在では独自のグローバルなネットワークを活用し、輸出入国/地域にかかわらず、世界中の主要国間で片道運賃での輸送サービスを提供できる体制を構築しております。
第2の強みは国内6ヶ所、海外1ヶ所の物流拠点を保有していることであります。自社でタンクコンテナの洗浄メンテナンスを行い、その品質・管理を徹底することが、顧客からの高い信頼に繋がっております。また国内の支店では、顧客のニーズに応じてワンストップで積替・保管・加温等の附帯サービスを提供しております。自社物流拠点は顧客に対して利便性向上とコスト削減を可能とするものであり、これが当社グループの大きな強みとなっております。さらに、国内物流拠点の充実に伴い、当社の単独ネットワークで、国内での片道運賃での輸送サービスの提供が可能となっており、近時国内の輸送サービスの取扱いが着実に増加してきております。
なお、当社グループは、国際ネットワークを活用し、国内外の陸上輸送(鉄道/トラック)や、海上輸送(コンテナ船)等を外注することで、様々な外注先による輸送手段を組み合わせた国際複合一貫輸送を行っておりますが、これはタンクコンテナが、ドラム缶やタンクローリー車に比べて大量輸送が可能であるうえに繰り返し使用することができ、また、コンテナ船やトラック及び鉄道等の様々な輸送手段にタンクコンテナごと載せ替えることで、ドアからドアまでの液体物流サービスを提供できる輸送容器であることで可能となるものであります。

タンクコンテナはこのように経済性、利便性、安全性及び、環境にも優しい輸送容器であることが評価されており、この結果、欧州に始まり米州及びアジアの諸地域において広く普及してきております。近年日本国内の輸送においても、タンクコンテナが安全かつ高品質で繰り返しかつ長期間使用できるほか、容器自身の廃棄が発生せず、残液も所定の施設で厳格に処理されて環境にも優しいことが広く認知されてきております。内航ケミカルタンカー、タンクローリー車、JIS規格の様々な形態の輸送容器、及びドラム缶等に代わる次世代の新しい液体輸送容器として、タンクコンテナの利用が増加しております。これに伴って液体物流の分野において当社グループが提供するサービスへのニーズは着実に高まっております。

当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。



各矢印が表す取引は、以下のとおりであります。
① 液体貨物の国際複合一貫輸送の請け負い、及び附随するタンクコンテナの賃貸
② タンクコンテナの洗浄サービス、修理、及び輸送に附帯した液体貨物の保管、加温、別容器(タンクローリー車、ドラム缶等)への積替サービス
③ 当社に対するタンクコンテナの賃貸
④実輸送、通関手続、タンクコンテナの洗浄・修理等の当社への役務提供

沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E26869] S10079Z8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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