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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081VS

有価証券報告書抜粋 オイシックス・ラ・大地株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の景気対策等の効果もあり緩やかな景気回復基調で推移したものの、世界経済の下振れリスクなど不透明感が懸念されております。個人消費におきましては、お客様の選別の目が一層厳しくなる傾向が顕著になってきております。
当社の主たる事業領域である安全性に配慮した食品業界を巡る動きとしては、中国産食品の安全性の問題や異物混入問題、食品偽装問題など、食の安心・安全に関する消費者の意識は引き続き高い状況にあります。
EC業界を巡る動きとしては、大手EC事業者や大手流通企業が、引き続きネット・スーパー事業強化に取り組む中で、一部ではネット・スーパー事業からの撤退を決める事業者も出るなど、競争環境に変化が見られます。
このような環境を背景に、当社では成長市場である食品EC市場におけるOisixブランドの確立や、高付加価値食品分野における独自性・競争優位性の確立に取り組んでまいりました。
具体的には、SEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)・SEM(Search Engine Marketing検索エンジンマーケティング)の強化やFacebook等のSNSを活用した顧客開拓、お客様の嗜好や属性に合わせたWebページ作成による顧客転換率の向上を図るほか、イベント等を通じた対面での勧誘を強化することにより、主力サービスである定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」への集客に引き続き注力いたしました。
また、高付加価値ブランド食品の取り扱い拡大や、単品定期購買サービスの強化等により、購入単価の向上に取り組むほか、スマートフォン対応の強化など、お客様により便利にお買い物していただくためのサービス改善にも注力いたしました。
併せて、プレミアム時短サービス「KitOisix」の出荷量の増加への対応として、2015年7月に製造工場を新設して製造の効率化を進めるとともに、2015年11月には、増加する出荷量及び出荷形態に対応して新物流センターを稼働させ、業務効率・コスト効率の改善、サービスレベルの向上にも取り組んでまいりました。
これらの結果、当事業年度の業績は売上高20,158,532千円(前期比11.6%増)、営業利益774,202千円(前期比19.3%増)、経常利益806,373千円(前期比20.6%増)、当期純利益は538,579千円(前期比55.1%増)となりました。

販売経路(事業区分)別の概況は、次のとおりであります。

[EC事業]
インターネットを通じて主に食品・食材の直販を行うEC事業においては、定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」会員数が、前事業年度末(2015年3月末)の96,718人から、当事業年度末(2016年3月末)には111,036人へ増加しており、期初に目標とした110,000人を上回る結果となりました。
2013年7月より開始した、ワーキング・マザーなど忙しい女性の方向けに、安心・安全な献立が20分で完成するプレミアム時短サービス「KitOisix」を毎週お届けする定期宅配コース「KitOisix献立コース」の会員が、2016年3月に32,000人を超え、累計販売数は238万キットを突破しております。
このほか、お客様の購入単価向上のための取り組みとして開始した高付加価値ブランド食品を当社サイトにて取り扱うサービス「Oiチカgourmet」を引き続き展開しております。
これらの結果、当事業年度におけるEC事業の売上高は18,626,306千円(前年同期比12.2%増)となりました。

[その他事業]
ソリューション事業においては、「三越伊勢丹エムアイデリ」の物流サービス等の受託を契機とした当社が保有するアセット・ノウハウを活用した三温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の物流機能等を提供するサービス「オイシックスフルフィルメントサービス(略称:オイフル)」や、当社のEC事業のノウハウを生かしたEC実行支援サービス「オイシックスフルフィルメントマーケティング実行支援(略称:オイフルMJ)」を展開しており、新規クライアントの開拓に注力しております。
また、店舗事業においては、小規模店の恵比寿店・中規模店の吉祥寺店に加え、他社が運営する実店舗型スーパーにOisix専用コーナーを設ける「Shop in Shop」の取り組みが順調に拡大しており、前事業年度末(2015年3月末)の16店舗から、当事業年度末(2016年3月末)には25店舗へ増加しております。
これらの結果、当事業年度におけるその他事業の売上高は1,532,225千円(前年同期比4.9%増)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローについては、営業活動による818,237千円の増加、投資活動による307,474千円の減少、財務活動による451,986千円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額△219千円の発生等により、現金及び現金同等物(以下「資金」)は58,557千円増加し、期末残高は2,717,959千円(前期比2.2%増)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動の結果得られた資金は、818,237千円(前期比58.7%増)となりました。
これは主に、税引前当期純利益806,373千円、減価償却費185,158千円、未払金の増加額228,455千円などによる収入と、売上債権の増加額223,305千円、法人税等の支払額205,827千円などの支出によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動の結果使用した資金は、307,474千円(前期比6.0%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出56,080千円、無形固定資産の取得による支出248,713千円、子会社(Oisix Hong Kong Co.,Ltd.)の設立による支出8,120千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動の結果使用した資金は、451,986千円(前期は54,213千円の獲得)となりました。
これは主に、自己株式の取得による支出495,720千円、新株予約権の権利行使に伴う株式の発行による収入44,802千円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27260] S10081VS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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