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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10080HA

有価証券報告書抜粋 品川リフラクトリーズ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、輸出企業を中心とした企業業績の改善が進み、緩やかな回復を続けてまいりました。しかしながら期半ばより中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化により、資源価格の下落等世界経済の先行きに不透明感が台頭し、リスク回避のための円買いの流れが生じたことから、2016年の年明け以降は為替相場が一転して円高に振れ、企業業績に下振れリスクが生じる厳しい状況の中で推移しました。
耐火物業界の最大の需要先である鉄鋼業界におきましては、中国の過剰生産による海外市況の悪化や、原油安に伴う鋼管など関連鋼材の需要減少により輸出が伸びず、自動車や建設向けの内需も減少したことから、通期の粗鋼生産量は前期比5.2%減少の1億418万トンとなり、その為当社グループを取り巻く経営環境は厳しい状況が続きました。
このような状況の中、当社グループは、世界トップクラスの総合耐火物メーカーとしての地位の維持・向上に向けて、確実な収益確保とさらなる成長を実現することを中長期的なビジョンに掲げ企業活動を展開しております。
当期からスタートした第3次中期経営計画では「将来にわたる持続的成長に向け中長期的な視点から競争力の確保を図る」を基本方針とし、「設備・人材面における基盤整備」を最重要課題として位置づけております。
当連結会計年度の営業成績につきましては、粗鋼生産量の減少と各種窯炉補修作業の減少による耐火物およびエンジニアリング売上が減少したことにより売上高は978億89百万円と前期に比べ22億99百万円(2.3%)の減少となりました。損益面では、売上高は減少したものの徹底したコストダウンの推進により、営業利益は50億19百万円と前期に比べ1億23百万円(2.5%)増加しました。しかしながら期末にかけた円高の進行により外貨建資産の為替評価損2億47百万円が発生したことなどから、経常利益は49億51百万円と前期に比べ2億64百万円(5.1%)の減益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は海外子会社の固定資産減損損失2億82百万円を計上したことなどから27億96百万円と前期に比べ3億1百万円(9.7%)の減益となりました。
次にセグメントの概況をご報告申し上げます。

耐火物及び関連製品事業につきましては、セラミックファイバー製品等の売上が堅調に推移したものの、粗鋼生産量の減少による定形耐火物・不定形耐火物の売上減少の影響が大きく、当期の売上高は738億49百万円と前期に比べ9億84百万円(1.3%)の減収となりました。セグメント利益はコスト削減により46億48百万円と1億58百万円(3.5%)の増益となりました。

エンジニアリング事業につきましては、各種窯炉補修作業等の減少により、当期の売上高は216億94百万円と前期に比べ11億90百万円(5.2%)の減収となり、セグメント利益も4億75百万円と49百万円(9.4%)の減益となりました。

不動産・レジャー等事業につきましては、当期の売上高は23億45百万円と前期に比べ1億24百万円(5.0%)の減収となり、セグメント利益は10億23百万円と5百万円(0.6%)の増益となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比7億51百万円増加し、当連結会計年度末には126億59百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

営業活動の結果得られた資金は43億90百万円(前年同期比1.3%減)となりました。これは主に「税金等調整前当期純利益」48億23百万円と「減価償却費」24億53百万円等による増加と、「法人税等の支払額」△20億12百万円等による減少の結果であります。

投資活動の結果使用した資金は11億73百万円となりました。これは主に「投資有価証券の売却による収入」7億53百万円等による増加と、「有形固定資産の取得による支出」△17億20百万円等による減少の結果であります。

財務活動の結果使用した資金は23億43百万円(前年同期比37.2%減)となりました。これは主に「長期借入金の返済による支出」△16億円と「短期借入金の純増減額」△6億30百万円等による減少の結果であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01146] S10080HA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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