有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007AIY
サントリー食品インターナショナル株式会社 研究開発活動 (2015年12月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
研究開発部門では、安全、安心に裏付けられた「おいしさ」を価値の中心に据え、国内・海外に研究開発を担当する部門・部署を設置し、高付加価値商品の開発に取り組んでいます。当社独自開発のエスプレッソ抽出製法を用いた「BOSS」、非加熱無菌充填製法を用いた「伊右衛門」をはじめ、特定保健用食品の「伊右衛門 特茶」「サントリー 黒烏龍茶」「ペプシ スペシャル」、東南アジアで発売した「MYTEA[ウーロン茶]」「TEA+[ウーロン茶]」等は、当社の研究開発力が土台になっています。
当社グループ横断での研究開発活動を担う部署は、当社の商品開発推進本部及び研究開発部です。
商品開発推進本部では、当社グループにおける研究開発戦略の立案・実施、研究開発に関する資源投入・配分計画の立案・実施、商品開発・研究開発イノベーションの推進、海外での商品開発活動の支援を行っています。
研究開発部では、グローバル中長期技術戦略の立案、関係部署との連携による技術戦略の推進と完遂、商品開発機能との連携による技術戦略の事業化推進、新規「素材」「プロセス」「微生物制御技術」の開発導入を行っています。
当連結会計年度(自 2015年1月1日 至 2015年12月31日)の研究開発活動は次のとおりです。
[国内セグメント]
当連結会計年度において、国内セグメントにおける研究開発活動は当社で実施しました。
研究開発活動の担当部署は、食品事業本部内の商品開発部及び開発生産推進部です。
商品開発部では、飲料の中味開発に関して、基本戦略に基づく中味開発戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、新規原料の探索・開発、香味評価及び安全性リスク評価による新価値創出、新製品中味の香味・品質・収益性の設計、新製品中味開発における研究開発投資効率の追求、既存製品中味の原価・品質チェック及び再設計、中味製造に関する標準規格類の起案を行っています。
開発生産推進部では、主に飲料の開発・設計・生産に関する基本戦略に基づく生産戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、基本戦略に基づく商品化戦略(容器開発含む)の立案・実施、新製品開発・生産計画の調整・実施及び収益性・投資効率の追求を行っています。
当社の研究開発活動は、神奈川県の商品開発センターにて行っています。
当連結会計年度は、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「PEPSI」「GREEN DA・KA・RA」「オランジーナ」等のブランド強化を行うとともに、様々なカテゴリーにおいて新商品を投入しました。
ブランド別に見ると、「サントリー天然水」では、“ホエイ(乳清)”の乳酸菌発酵液を絶妙にブレンドすることにより、水のように透明ですっきりとした後味でありながら、しっかりとしたヨーグルトの味わいを愉しめる「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」を発売しました。「BOSS」では、ボス史上“最高峰のコク”を実現した「プレミアムボス」から、新製法により生み出した微粉砕コーヒー豆を使用し、ボトル缶コーヒーユーザーが求めるコーヒー由来の強いコクを実現した「プレミアムボス ブラック」を発売したほか、飲みやすさと“コーヒー本来の強い香りとコク”を両立した「プレミアムボス 微糖」を発売しました。また、コーヒー豆に含まれる食物繊維の一種で、小腸での脂肪の吸収を抑制する効果のある「コーヒー豆マンノオリゴ糖」を配合した特定保健用食品「ボス ブラック」を発売しました。「伊右衛門」ブランドでは、季節や気温によってお客様が緑茶飲料に求める価値が異なることに着目し、それぞれの季節に合わせて味わいを変えていくという新発想により、「伊右衛門」をリニューアル発売しました。「PEPSI」では、コーラの価値である“刺激”を最大限に高めていくことに挑戦し、“強炭酸×強カフェイン”による“ペプシ最強の刺激”を実現した「ペプシストロング ゼロ」と「ペプシストロング」を発売しました。また、「オランジーナ」ブランドでは、レモンの皮に含まれている苦味成分を取り除き、香り豊かな成分のみを抽出した独自のピールエキスを使うことで、レモン果実本来の香りを引き出した「レモンジーナ」を発売しました。
新ブランドとしては、ケロッグ・カンパニーとのライセンス契約に基づき、当社が独自に開発した「ケロッグ 飲む朝食 フルーツグラノラ」を発売しました。
[国際セグメント]
国際セグメントにおいては、グループ各社の研究開発部門が研究開発活動を担当しています。
欧州では、オランジーナ・シュウェップス・グループが、主力ブランドである「Schweppes」「Oasis」等において、お客様の多様化する嗜好に対応した新フレーバー商品の開発を実施しました。フランスでは、「Schweppes」ブランドから「Cherry」を、「Oasis」ブランドから「Strawberry Banana」を発売しました。スペインでは、「Schweppes」ブランドにおいて、好調なプレミアムトニックシリーズから「Premium Mixer Hibiscus Tonic」を発売しました。Lucozade Ribena Suntory Limitedでも、お客様の嗜好の多様化に対応するため、主力ブランドである「Lucozade Sport」から「Mango & Passion Fruit」を、「Ribena」から「Winter Spice」を、それぞれ新フレーバー商品として発売しました。また、近年増加する健康志向のお客様のニーズに対応し、「Lucozade Energy」 から砂糖使用量を低減した「Reduced Sugar Tropical Fusion」を発売しました。
アジアでは、Suntory PepsiCo Vietnam Beverage Co., Ltd.が、2014年7月にベトナム南部において発売した「C.C.レモン」を、おいしさ・品質を更に高め、4月よりベトナム全土で販売を開始しました。TIPCO F&B CO.,LTD.ではタイのお客様の健康志向に合わせ「TEA+[ウーロン茶]」から、砂糖使用量を低減した「Less Sugar」を発売しました。
オセアニアでは、フルコア・グループが、オーストラリアで販売が好調な、当社とフルコア・グループの共同開発商品である「OVI」と天然甘味料ステビアを配合した新しい炭酸飲料「Sparkling OH!」をニュージーランドへと展開しました。
以上により、当連結会計年度における研究開発費は、国内セグメント63億円、国際セグメント32億円となり、研究開発費の総額は95億円となりました。
当社グループ横断での研究開発活動を担う部署は、当社の商品開発推進本部及び研究開発部です。
商品開発推進本部では、当社グループにおける研究開発戦略の立案・実施、研究開発に関する資源投入・配分計画の立案・実施、商品開発・研究開発イノベーションの推進、海外での商品開発活動の支援を行っています。
研究開発部では、グローバル中長期技術戦略の立案、関係部署との連携による技術戦略の推進と完遂、商品開発機能との連携による技術戦略の事業化推進、新規「素材」「プロセス」「微生物制御技術」の開発導入を行っています。
当連結会計年度(自 2015年1月1日 至 2015年12月31日)の研究開発活動は次のとおりです。
[国内セグメント]
当連結会計年度において、国内セグメントにおける研究開発活動は当社で実施しました。
研究開発活動の担当部署は、食品事業本部内の商品開発部及び開発生産推進部です。
商品開発部では、飲料の中味開発に関して、基本戦略に基づく中味開発戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、新規原料の探索・開発、香味評価及び安全性リスク評価による新価値創出、新製品中味の香味・品質・収益性の設計、新製品中味開発における研究開発投資効率の追求、既存製品中味の原価・品質チェック及び再設計、中味製造に関する標準規格類の起案を行っています。
開発生産推進部では、主に飲料の開発・設計・生産に関する基本戦略に基づく生産戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、基本戦略に基づく商品化戦略(容器開発含む)の立案・実施、新製品開発・生産計画の調整・実施及び収益性・投資効率の追求を行っています。
当社の研究開発活動は、神奈川県の商品開発センターにて行っています。
当連結会計年度は、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「PEPSI」「GREEN DA・KA・RA」「オランジーナ」等のブランド強化を行うとともに、様々なカテゴリーにおいて新商品を投入しました。
ブランド別に見ると、「サントリー天然水」では、“ホエイ(乳清)”の乳酸菌発酵液を絶妙にブレンドすることにより、水のように透明ですっきりとした後味でありながら、しっかりとしたヨーグルトの味わいを愉しめる「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」を発売しました。「BOSS」では、ボス史上“最高峰のコク”を実現した「プレミアムボス」から、新製法により生み出した微粉砕コーヒー豆を使用し、ボトル缶コーヒーユーザーが求めるコーヒー由来の強いコクを実現した「プレミアムボス ブラック」を発売したほか、飲みやすさと“コーヒー本来の強い香りとコク”を両立した「プレミアムボス 微糖」を発売しました。また、コーヒー豆に含まれる食物繊維の一種で、小腸での脂肪の吸収を抑制する効果のある「コーヒー豆マンノオリゴ糖」を配合した特定保健用食品「ボス ブラック」を発売しました。「伊右衛門」ブランドでは、季節や気温によってお客様が緑茶飲料に求める価値が異なることに着目し、それぞれの季節に合わせて味わいを変えていくという新発想により、「伊右衛門」をリニューアル発売しました。「PEPSI」では、コーラの価値である“刺激”を最大限に高めていくことに挑戦し、“強炭酸×強カフェイン”による“ペプシ最強の刺激”を実現した「ペプシストロング ゼロ」と「ペプシストロング」を発売しました。また、「オランジーナ」ブランドでは、レモンの皮に含まれている苦味成分を取り除き、香り豊かな成分のみを抽出した独自のピールエキスを使うことで、レモン果実本来の香りを引き出した「レモンジーナ」を発売しました。
新ブランドとしては、ケロッグ・カンパニーとのライセンス契約に基づき、当社が独自に開発した「ケロッグ 飲む朝食 フルーツグラノラ」を発売しました。
[国際セグメント]
国際セグメントにおいては、グループ各社の研究開発部門が研究開発活動を担当しています。
欧州では、オランジーナ・シュウェップス・グループが、主力ブランドである「Schweppes」「Oasis」等において、お客様の多様化する嗜好に対応した新フレーバー商品の開発を実施しました。フランスでは、「Schweppes」ブランドから「Cherry」を、「Oasis」ブランドから「Strawberry Banana」を発売しました。スペインでは、「Schweppes」ブランドにおいて、好調なプレミアムトニックシリーズから「Premium Mixer Hibiscus Tonic」を発売しました。Lucozade Ribena Suntory Limitedでも、お客様の嗜好の多様化に対応するため、主力ブランドである「Lucozade Sport」から「Mango & Passion Fruit」を、「Ribena」から「Winter Spice」を、それぞれ新フレーバー商品として発売しました。また、近年増加する健康志向のお客様のニーズに対応し、「Lucozade Energy」 から砂糖使用量を低減した「Reduced Sugar Tropical Fusion」を発売しました。
アジアでは、Suntory PepsiCo Vietnam Beverage Co., Ltd.が、2014年7月にベトナム南部において発売した「C.C.レモン」を、おいしさ・品質を更に高め、4月よりベトナム全土で販売を開始しました。TIPCO F&B CO.,LTD.ではタイのお客様の健康志向に合わせ「TEA+[ウーロン茶]」から、砂糖使用量を低減した「Less Sugar」を発売しました。
オセアニアでは、フルコア・グループが、オーストラリアで販売が好調な、当社とフルコア・グループの共同開発商品である「OVI」と天然甘味料ステビアを配合した新しい炭酸飲料「Sparkling OH!」をニュージーランドへと展開しました。
以上により、当連結会計年度における研究開発費は、国内セグメント63億円、国際セグメント32億円となり、研究開発費の総額は95億円となりました。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27622] S1007AIY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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