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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZII

有価証券報告書抜粋 株式会社ノザワ 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、不燃建材メーカーとして、人々の生活と安全を守るため、快適な住環境を創り出す資材・システムを提供し、社会貢献することを理念としております。この理念の下、技術力を背景とした研究開発活動による新素材・新工法の開発、マーケティングによる新分野・用途開拓商品の開発、工場の生産性向上から建設現場の施工合理化に至る総合技術開発まで、積極的な研究開発・生産技術開発を推進しております。研究開発活動の中心となる研究開発部門は、技術本部の下、中長期的視野にたった研究開発活動を展開しております。また、環境問題や資源循環型社会に適合した技術開発にも注力し、原料素材のリサイクル開発、環境共生商品開発などにも積極的に取り組んでいます。なお、研究開発活動においては、自社開発の他、外部との連携による研究開発を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用は2億59百万円であります。
当連結会計年度における主な研究開発活動は次のとおりであります。
なお、研究開発活動はセグメント別に見ると、建築材料関連事業のみであり、その他の事業の実績はありません。

建築材料関連事業
(1) 押出成形セメント製品
・一般建築関連建材
発売以来ご好評をいただいております「グリッドデザインシリーズ」の新たなデザイン「ミクティルB」を開発、2015年4月より発売を開始しました。「ミクティルB」は、「ミクティルA」の2種類のグリッドの配列順を変えると共に、通し目地を部分的に入れることでランダムな中にも規律性を持たせた心地よいデザインを実現しています。
押出成形セメント板「アスロック」の900幅デザインパネル 「プライムライン900」を開発、2015年6月より発売を開始しました。「プライムライン」600幅タイプの不連続配置のリブデザインはそのままに、ダイナミックな900幅タイプの追加により、重厚感に富んだ壁面構成が可能となります。
さらに、新しいデザインタイルパネルとして、「アスロックタイルデコ」を開発、2015年10月より発売を開始しました。「アスロックタイルデコ」は、乾式タイル独特の焼き物の風合いとセメントの素材が調和した、オリジナルのテクスチャーが、繊細で優雅な壁面を表現します。
工法面では、大型アルミパネルを取り付けることができるシステム「レールファスナー ストロング」を開発、2015年9月より発売を開始しました。「レールファスナー ストロング」は、当社独自のパネル形状と強度低下防止構造の導入により、仕上げ材を支持する金具の取り付け耐力を向上しました。これにより、大型アルミパネルなどの仕上げ材を長スパンで取り付けることが可能となりました。
一般建築向け建材では、建物デザイン、工法省力化、環境対策など市場のニーズに合わせた商品開発を実施しております。
・住宅向け建材
プレハブ住宅向けに新たなデザインの外壁材を開発、発売を開始しております。また、共同住宅向けに仕様化している床材について、遮音性能の向上を図った床材を開発、販売を開始しております。
住宅向け建材では、居住環境の向上に向けた商品開発を実施しております。
・土木向け建材
既存商品の耐久性・施工性の向上、並びに各種インフラ整備に対応できる土木建材の開発を実施しております。
(2) その他製品及び研究
・スレートボード
特定ユーザー向けの商品を開発、発売しております。
スレートボードでは、各種ユーザーのニーズに合わせて機能を特化したボードの開発を実施しております。また、既存商品の用途開拓・工法開発も合わせて進めております。
・肥料
マインマグシリーズでは、公的機関での試験において果樹の貯蔵安定性の良さについて評価を受け、マインマグを施用した酒米が酒造好適米として品質の高さを認められるなど、多様な施用効果を追求、実証するとともに、顧客ニーズに基づいた作物別専用資材の設計、開発を進めております。

・基礎研究・応用研究
次世代の基幹商品を生み出すための素材研究・製造技術開発、新機能特化型商品開発、工法技術開発及び、既存商品の品質・性能向上を目指した研究開発を技術研究所・開発部を中心として進めております。

当社は今後も、市場ニーズを的確に捉えた研究開発を進めてまいります。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01166] S1007ZII)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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