シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10097OL

有価証券報告書抜粋 株式会社ANAP 業績等の概要 (2016年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府や日銀の経済政策等による企業収益や雇用・所得環境の改善傾向を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、中国をはじめとする新興国の景気減速や英国のEU離脱問題などにより、為替や原油価格に不安定な動きが続いており、先行き不透明な状況が続いております。
当社が属するカジュアルファッション業界におきましても、物価上昇懸念や実質賃金の低下などにより個人消費者の節約意識は依然として根強く継続しており、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当社は継続して店舗リストラクチャリングを行い、不採算店舗の固定費を圧縮いたしました。併せて在庫の圧縮を行い、関連する物流管理コストの削減も進めてまいりました。
以上の結果、当事業年度におきましては、売上高7,078百万円(前年同期比12.8%減)となりました。営業損失につきましては、経費削減効果等もあり、60百万円(前年同期は営業損失485百万円)、経常損失につきましても、68百万円(前年同期は経常損失459百万円)となり、前年同期より赤字幅は縮小いたしました。また、当期純損失につきましては、不採算店舗の収益性低下に伴う減損損失142百万円を特別損失へ計上した一方、資産の効率化を図る目的で、役員を被保険者とする生命保険の解約及び所有する不動産の売却により、保険解約返戻金38百万円、固定資産売却益137百万円をそれぞれ、特別利益として計上した結果、20百万円(前年同期は当期純損失884百万円)となり、前年同期より大きく赤字幅は縮小いたしました。また、下半期(2016年3月1日から2016年8月31日)におきましては、営業利益127百万円の黒字となりました。

なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

(店舗販売事業)
店舗販売事業につきましては、退店17店舗を行った結果、当事業年度末における店舗数は52店舗になりました。退店により売上高が減少しましたが、利益面に関しましては、固定費圧縮効果により改善されました。
以上により、売上高は3,058百万円(前年同期比26.9%減)、セグメント利益は146百万円(前年同期はセグメント損失7百万円)となりました。

(インターネット販売事業)
インターネット販売事業につきましては、他社サイト「ZOZOTOWN」、「SHOPLIST.com by CROOZ」が順調に推移し、さらには自社サイトも改善傾向にあることから、売上高及びセグメント利益が堅調に増加しております。
以上により、売上高は3,641百万円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益は689百万円(前年同期比2.9%増)となりました。

(卸売販売事業)
卸売販売事業につきましては、カジュアルファッション市場の低迷による、既存の得意先に対する販売減少に伴い、売上高が減少しております。
以上により、売上高は305百万円(前年同期比26.4%減)、セグメント損失は0百万円(前年同期はセグメント利益12百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ382百万円増加し、971百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は560百万円となりました。これは主に、税引前当期純損失34百万円、固定資産売却益137百万円による減少、減価償却費85百万円、減損損失142百万円、売上債権の減少額68百万円、たな卸資産の減少額379百万円、仕入債務の増加額58百万円による増加の結果であります。前年同期は126百万円の支出でした。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果得られた資金は357百万円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出250百万円、有形固定資産の除却による支出58百万円による減少、有形固定資産の売却による収入541百万円、敷金及び保証金の回収による収入106百万円による増加の結果であります。前年同期は52百万円の収入でした。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果支出した資金は533百万円となりました。これは主に、短期借入金の純増減額200百万円、長期借入金の返済による支出197百万円、社債の償還による支出54百万円、自己株式の取得による支出45百万円による減少の結果であります。前年同期は29百万円の支出でした。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30020] S10097OL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。