ダイキョーニシカワ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)

(1)業績

当連結会計年度(2015年4月1日～2016年3月31日)の連結業績は、主要販売先への売上増等により、売上高は前連結会計年度と比べ26,436百万円(19.7%)増加の160,779百万円となりました。
営業利益は、増収効果やコスト低減活動等により、前連結会計年度と比べ4,882百万円(39.5%)増加の17,236百万円となりました。経常利益は、前連結会計年度と比べ5,619百万円(51.9%)増加の16,450百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ4,640百万円(66.9%)増加の11,576百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

(日本)
主要販売先への売上増等により、売上高は前連結会計年度と比べ7,617百万円(6.6%)増加の122,817百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、増収効果やコスト低減活動等により、前連結会計年度と比べ2,394百万円(20.8%)増加の13,886百万円となりました。

(中国・韓国)
中国子会社における主要販売先への売上増等により、売上高は前連結会計年度と比べ1,000百万円(14.0%)増加の8,136百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、増収効果やコスト低減活動等により、前連結会計年度と比べ334百万円(2,391.8%)増加の348百万円となりました。

(アセアン)
タイ子会社における主要販売先への売上増等により、売上高は前連結会計年度と比べ8,273百万円(150.9%)増加の13,755百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、増収効果やコスト低減活動等により、1,222百万円(前連結会計年度は424百万円のセグメント損失(営業損失))となりました。

(中米・北米)
メキシコ子会社において第2四半期より新製品の量産を開始したことにより、売上高は前連結会計年度と比べ6,320百万円(48.0%)増加の19,477百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、増収効果やコスト低減活動、為替変動の影響等により、前連結会計年度と比べ517百万円(40.2%)増加の1,803百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して16,758百万円(82.1%)増加し、37,174百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、29,678百万円の収入(前年同期は10,076百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益16,193百万円及び減価償却費9,391百万円の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、9,090百万円の支出(前年同期は16,146百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出9,106百万円であります。


(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3,199百万円の支出(前年同期は5,378百万円の収入)となりました。主な要因は、リース債務の返済による支出4,618百万円及び長期借入金の返済による支出3,216百万円であります。