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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100887P

有価証券報告書抜粋 日本ビューホテル株式会社 業績等の概要 (2016年4月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策により企業収益や雇用情勢の改善などが見られ、国内景気は緩やかな回復基調を続けました。しかしながら、中国経済の減速懸念や原油価格の急落の他、年度後半には米国の利上げ観測の後退などの要因から円高が進み日本株の下落を引き起こすなど、今後の企業業績への影響が懸念される事象もあり、先行きの不透明な状況が続いております。
ホテル業界におきましては、政府の観光立国推進政策を背景とする訪日外国人旅行者数の急増に伴い、宿泊需要が拡大傾向を続けております。その一方、中国経済の減速懸念や欧州の債務問題、地政学的リスクの高まりなど、今後の訪日外国人旅行者マーケットの不確実性も指摘されております。
このような経営環境のもと、当社グループは、2016年4月期からの3ヶ年の中期経営計画「VIEW HOTELS V-STAGE 280」の基本方針1)既存施設での継続的な設備投資、2)新規ホテル・旅館の展開、3)新規事業の展開に基づき、既存事業の持続的な成長と事業基盤の拡大のための取組みを進めております。なお新規ホテルとして、2015年11月には「両国ビューホテル」を開業いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、19,721百万円(前連結会計年度比8.4%増)、営業利益は1,327百万円(同52.6%増)となり、経常利益は1,258百万円(同18.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は706百万円(同20.3%増)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。

①ホテル事業
ホテル事業では、2015年11月、賃借により「両国ビューホテル」を開業いたしました。また、2016年3月には全150室のリニューアル工事が完了し、江戸情緒をテーマとした客室に改装するとともに、定員を増やすことにより宿泊需要の取り込みの最大化を図っております。
既存事業所においては、集客力の更なる強化の為、浅草ビューホテルの4階宴会場およびスカイグリルブッフェ 「武藏」、成田ビューホテルの客室90室および「カフェレストラン Patio」、秋田ビューホテルのチャペル、高崎ビューホテルのレストラン「The Kitchen NOVA」、伊良湖ビューホテルの客室33室、那須高原ホテルビューパレスのロビーラウンジなどの改修工事を実施いたしました。
販売戦略としましては、宿泊部門において急激な伸びを見せる訪日外国人旅行者マーケットへの対応としてインターネットによる集客に注力し、レベニューマネジメントにより売上高の最大化を図ってまいりました。また、婚礼・宴会部門では、前連結会計年度までに実施してまいりました改装の効果などの要因により婚礼の受注が好調に推移いたしました。
これらの結果、売上高は16,592百万円(前連結会計年度比8.7%増)、営業利益は1,183百万円(同46.1%増)となりました。
ホテル事業の主要な指標は以下のとおりであります。

(ホテル施設概要) 2016年4月30日現在
施設数 (ヶ所)総客室数 (室)宴会場数 (室)宴会場面積 (㎡)
浅草ビューホテル
成田ビューホテル
秋田ビューホテル
伊良湖ビューホテル
高崎ビューホテル
両国ビューホテル
ホテルビューパレス
27
18
14
19
12
2
8
326
489
187
147
109
150
42
12
20
8
6
8
4
-
2,801
2,532
2,070
729
1,680
304
-
※施設とは、レストラン、テナントおよびプール等であり、客室および宴会場は含みません。
※施設数、総客室数および宴会場数には、改装工事中等のものも含まれております。

(収容実績)
2015年4月期 (人)2016年4月期 (人)前年同期比(%)
《ホテル事業》
婚礼・宴会
客室
レストラン他
(主要な事業所)
浅草ビューホテル
婚礼・宴会
客室
レストラン他

663,108
706,980
1,570,980


238,620
236,932
627,549

704,561
726,829
1,565,113


257,734
228,682
617,106

106.3
102.8
99.6


108.0
96.5
98.3

(平均利用単価)
2015年4月期 (円)2016年4月期 (円)前年同期比(%)
《ホテル事業》
婚礼・宴会
客室
(主要な事業所)
浅草ビューホテル
婚礼・宴会
客室

9,810
5,395


13,551
7,754

10,207
6,067


14,176
9,028

104.0
112.5


104.6
116.4
※平均利用単価は、収容実績(人数)の合計により算出した1人当たりの単価であります。

(客室稼働率)
2015年4月期 (%)2016年4月期 (%)前年同期比(%)
《ホテル事業》
(主要な事業所)
浅草ビューホテル
86.1

94.4
84.1

89.8
97.7

95.1
※客室稼働率(%)=稼働客室数÷総客室数×100
※客室稼働率は、改装工事等により販売が不可能であった客室も含めた総客室数を分母として算出しております。

②施設運営事業
施設運営事業におきましては、「ぎょうけい館」や「ホテルプラザ菜の花」の宿泊プランの充実などにより営業力の強化を図りました。また、前連結会計年度の2014年6月に取得した「おくたま路」が通期での営業となったことが業績に寄与いたしました。
この結果、売上高は1,919百万円(前連結会計年度比8.3%増)、営業利益は20百万円(前連結会計年度は営業損失21百万円)となりました。

(収容実績および客室稼働率)
2015年4月期2016年4月期前年同期比(%)
収容実績(人)
客室稼働率(%)
69,769
82.3
83,665
79.7
119.9
96.8
※収容実績および客室稼働率は、ぎょうけい館、グリーンパール那須、ホテルプラザ菜の花およびおくたま路の合計です。

③遊園地事業
那須りんどう湖 LAKE VIEWでは、花火大会やナイトイルミネーションなど話題性のあるイベントにより集客に努めた他、集客の回復に遅れのあった学校などの団体集客の営業を強化してまいりました。また、販売費及び一般管理費全般にわたり経費の低減に努めました。
この結果、売上高は1,306百万円(前連結会計年度比4.2%増)、営業利益114百万円(同58.1%増)となりました。

(収容実績)
2015年4月期(人)2016年4月期(人)前年同期比(%)
収容実績411,204416,111101.2


(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は3,572百万円(前連結会計年度末3,490百万円)となり、81百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、2,402百万円(前連結会計年度比239百万円増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,055百万円に加えて、現金支出を伴わない減価償却費1,094百万円があったものの、売上債権の増加が209百万円あったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,015百万円(前連結会計年度比534百万円増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,860百万円、有形固定資産の除却による支出175百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、305百万円(前連結会計年度比304百万円増)となりました。これは主に、配当金の支払額による支出192百万円および割賦債務の返済による支出213百万円によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30738] S100887P)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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