シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10079VD

有価証券報告書抜粋 大和重工株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府による成長政策や日銀による金融緩和を背景に企業収益や設備投資の改善が見られ、全体的には緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の金融緩和策縮小や欧州の財政問題、中国の景気減速をきっかけとした新興国経済の失速に伴い、一部においては設備投資に慎重な動きも見られ、引続き先行き不透明な状況が続いております。
このような厳しい環境のもと、当社は新規取引先の開拓や提案型のセールスを実施するなど積極的な営業展開を図り、受注・売上の拡大に努めました。また、収益性の改善を図るため、原価の低減、諸経費の削減等の経営合理化にも取組み、企業収益の改善に注力いたしました。
この結果、当事業年度の業績は、売上高は47億95百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は1億83百万円(前年同期比92.2%増)、経常利益は2億92百万円(前年同期比57.1%増)、当期純利益は3億3百万円(前年同期比25.1%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(産業機械関連機器)
産業機械関連機器では、工作機械、造船、産業機械全般にわたり積極的な受注活動を展開いたしました。
生産面においては、原材料価格が乱高下するなか生産性の向上、経費削減等の総合的なコスト削減を推進し、収益性の確保に努めてまいりました。
日本工作機械工業会による2015年の受注状況は、内需は前年同期比18.1%の増加でありましたが、外需は前年同期比11.7%の減少であったため、全体では、受注総額1兆48百億円となり前年同期比1.9%の減少となりました。
当社におきましては、主力の工作機械メーカーからの大型鋳物部品の受注が増え、前年同期比8.0%の増加となりました。
ディーゼルエンジン鋳物部品の分野は、当社が得意とするコンテナ船に搭載する大型エンジン部品の需要が無かったことから、当社の受注高は7億59百万円(前年同期比19.8%減)となりました。
この結果、当部門の受注高は27億17百万円(前年同期比8.7%増)、売上高は26億79百万円(前年同期比4.3%増)となりました。

(住宅関連機器)
住宅関連機器では、2015年の新設住宅着工戸数は、前年対比1.9%増加したものの、909千戸と低い水準で推移し、厳しい経営環境でありました。
生産面においては原材料価格・資材価格が乱高下するなか製造原価の低減に取り組み、また、諸経費の削減を図り収益の改善に努めてまいりました。
そうしたなかで、当社といたしましては、主力製品である「鋳物ホーロー浴槽」の拡販に努め、特に新設のホテルやリフォームのホテルに数多く納品させていただきました。
その外「やまと風呂」「移動かまど」等の販売も好調で、前年同期を上回る実績となりました。
この結果、当部門の売上高は21億16百万円(前年同期比4.6%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1億80百万円増加し8億15百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3億28百万円(前事業年度は得られた資金1億80百万円)となりました。これは主に、減価償却費1億61百万円などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、26百万円(前事業年度は使用した資金7百万円)となりました。これは主に、投資不動産の賃貸による収入99百万円などがあったものの、有形固定資産の取得による支出が87百万円や投資不動産の賃貸による支出が13百万円あったものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1億21百万円(前事業年度は使用した資金68百万円)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1億45百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01238] S10079VD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。