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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009CR5

有価証券報告書抜粋 マルホ株式会社 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国の経済は、企業収益の拡大や雇用環境の改善がみられるなど、上向き傾向にありました。一方、英国のEU離脱問題による海外経済の不確実性の高まりや海外金融資本市場の変動等、今後の海外動向に注視する必要があります。
医療用医薬品業界においては、高齢化の進展による需要の拡大や医療技術の高度化による薬剤の単価増も想定されるものの、後発医薬品の使用促進や薬価の引き下げによる医療費抑制の更なる強化が見込まれ、市場規模としては概ね横ばいが予測されます。
研究開発型の製薬企業は、日本製薬工業協会より2016年1月に公表された製薬協産業ビジョン2025に示されているとおり、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、長期収載品からの収益が期待できなくなる中で、新薬に対しても薬価抑制の圧力がかかりつつあり、その経営は引き続き厳しい環境下に置かれると言わざるを得ません。
こうした中、当社グループは長期ビジョン2011“Excellence in Dermatology~皮膚科学領域での卓越した貢献を~”を掲げ、皮膚科学関連疾患のケアサイクル(治療・アフターケア・予防・診察診断)に革新的な変化をもたらすことを目指しております。そして現在、第2次中期計画(2014年10月~2017年9月)に全力で取り組んでいるところです。
以上のような状況下で、当連結会計年度の売上高は767億22百万円(前年同期比4.3%増)となりました。また、利益面につきましては、営業利益は74億24百万円(同3.4%減)、経常利益は74億83百万円(同4.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億72百万円(同30.9%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
・医薬品事業
乾癬治療注射剤のヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤「コセンティクス」及び尋常性ざ瘡治療外用剤「ベピオ」は、発売以来、順調に売上が伸長しています。また、主要品目である血行促進・皮膚保湿外用剤「ヒルドイド」は、積極的な学術情報活動を継続して展開することで売上が増加いたしました。
これらの結果、当セグメントの売上高は700億74百万円(前年同期比4.6%増)、セグメント利益は66億81百万円(同1.9%減)となりました。
・その他の事業
マルホ発條工業株式会社のばね・先端部品・機械事業によるものであり、売上高は67億73百万円(前年同期比1.8%増)、セグメント利益は7億72百万円(同12.9%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、440億30百万円(前年同期比16.6%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は次のとおりであります。
営業活動により獲得したキャッシュ・フローは、104億33百万円(前年同期比3.1%増)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益61億32百万円、減価償却費50億14百万円及びたな卸資産の増加額16億7百万円によるものであります。
投資活動により使用したキャッシュ・フローは、155億54百万円(前年同期比96.7%増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出48億12百万円、無形固定資産の取得による支出96億51百万円及び関係会社株式の取得による支出6億43百万円によるものであります。
財務活動により使用したキャッシュ・フローは、30億24百万円(前年同期は26億円の獲得)となりました。これは、主に短期借入れによる収入20億20百万円及び短期借入金の返済による支出46億46百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30772] S1009CR5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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