マルホ株式会社 対処すべき課題 (2016年9月期)

当社グループは、長期ビジョン2011の実現に向け、第2次中期計画(2014年10月～2017年9月)最終期も、支柱となる5つの要素「国内製品の売上拡大」「プロダクト創出」「ケアサイクル」「海外事業」「組織・人事」に取り組んでおります。
研究開発活動におきましては、新たな標的分子の探索活動を推進するなど創薬に注力しつつ、新規外用剤の開発や有望な開発品の導入にも積極的に取り組んでまいります。
生産活動におきましては、製薬企業の使命と責務である安定供給と品質確保を果たすべく、主要品目における原薬の安定供給基盤及び製品の複数拠点による供給体制を強化してまいります。あわせて、将来のレギュレーションにも対応可能な供給基盤を構築してまいります。
販売活動におきましては、医薬品の適正使用推進活動に継続して取り組み、さらに、重点領域を設定し、その情報提供活動を一層強化してまいります。また、ケアサイクルの両翼を担う化粧品事業及び診断薬事業を積極的に展開してまいります。
海外事業活動におきましては、米国では、開発品等の商業化に向け、販売体制を構築してまいります。欧州では、新たな取り組みを推進し、その方向性を確立してまいります。
経営基盤の強化におきましては、経営資源をより戦略的に配分可能にする仕組みを強化してまいります。また、人事制度の全社最適化を一層推進し、従業員がさらに活躍できる環境を整えてまいります。