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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007V6A

有価証券報告書抜粋 日本冶金工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善など全体として緩やかな回復基調を維持しましたが、新興国や資源国をはじめとする海外経済の減速懸念に加え、年明け以降円高が進行するなど先行きに不透明感の増す展開となりました。
ステンレス特殊鋼業界におきましては、国内需要に底堅さが見られたものの、中国をはじめとするアジア地域における供給過剰問題や、ニッケル相場の下落傾向など、厳しい事業環境が続きました。
このような経営環境の中、当社グループといたしましては、ステンレス一般材を中心に販売価格の適正化に注力するとともに、戦略分野である高機能材の拡販に向け、営業関連情報の一元管理や競争力強化に向けた技術開発、戦略的生産活動の実施等、多様な取り組みを実施してまいりました。しかしながら、中国経済の減速、原油安によるエネルギー関連投資の減少を背景とした石油・ガス分野向用途の需要低迷等により、主に高機能材分野において販売数量の減少を余儀なくされました。
その結果、当連結会計年度の販売数量は前年同期比1.1%減(高機能材9.0%減、一般材0.5%増)となり、売上高は121,044百万円(前年同期比8,455百万円減)となりました。また、利益面につきましては、ニッケル価格下落に伴う在庫評価損が加わり、営業利益1,892百万円(前年同期比426百万円減)、経常利益524百万円(前年同期比783百万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益821百万円(前年同期比1,271百万円減)となりました。
なお、当社グループは、ステンレス鋼板及びその加工品事業の単一セグメントであるため、セグメントの業績の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動キャッシュ・フローは、たな卸資産の減少(42億53百万円)等により、67億70百万円の収入(前連結会計年度比56億8百万円の収入増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動キャッシュ・フローは、有形・無形固定資産の取得(△36億3百万円)等により、27億38百万円の支出(前連結会計年度比12億37百万円の支出減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動キャッシュ・フローは、短期借入金の減少(△12億14百万円)、長期借入による調達(75億86百万円)及び返済(△106億84百万円)等により、40億61百万円の支出(前連結会計年度比51億38百万円の支出増加)となりました。
以上の結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物残高は、換算差額を含めて48億30百万円となり、前連結会計年度比1億51百万円減少いたしました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01242] S1007V6A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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