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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009WR4

有価証券報告書抜粋 GMOリサーチ&AI株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループの当連結会計年度におけるわが国経済は、力強さを欠くものの緩やかな回復基調が続いておりますが、円高、新興国における景気減速、海外経済の下振れ等の影響により、景気の先行きは不透明なものとなっております。
マーケティング・リサーチ業界の世界全体の市場規模については、「ESOMAR INDUSTRY REPORT 2016」によると、2015年は$44,350million(前年比2.2%増)となり、2013年から2014年への成長率が0.1%増だったことから、2015年においてはやや回復傾向が見られる状況にありました。
続いて国内市場においては、一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の「第41回経営業務実態調査」によると、2015年度の市場規模は1,946億円(前年比3.2%増)となり、当社グループの主力事業であるネットリサーチの市場規模については、2015年においては前年比3.2%増となりました。
このような状況の中、当社グループはDIY型リサーチシステムである当社プラットフォーム(GMOMarketObserver)のサービス強化を目的として、DMP専業国内最大手の株式会社インティメート・マージャーが提供する「AudienceSearch」および、株式会社マクロミルが提供する「AccessMill」と連携いたしました。
また、当期はアドテク等との融合を推進し、パネルへのポイント発行量を増加させることにより、パネルを活性化させ、パネル供給の強化に繋げてまいりました。当施策の影響から、ポイント発行量は前年比20%増となり、売上増加の一因となっております。
このように、当社グループは当社プラットフォームの普及の促進およびサービスの強化を行い、また成長を続けるアジア全体のリサーチビジネス機会の最大化を行うべく、パネル強化のための広告等への積極的な投資及び事業展開を行ってまいりました。
特別損益項目においては、2015年度に出資したIgnite Vision Holdings Limited(以下「IV社」という。)の投資有価証券について、中国景気低迷の影響により、出資当初にIV社で見込んでいた事業計画を大きく下回る見込みとなり、実質価額が著しく低下しましたので、投資有価証券評価損92,284千円を特別損失に計上しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は3,091,817千円(前年同期比14.4%増)、営業利益は285,821千円(前年同期比76.7%増)、経常利益は279,386千円(前年同期比83.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は77,609千円(前年同期比2.3%減)となりました。

事業のサービス別の売上高については、以下の通りです。

①アウトソーシングサービス
アウトソーシングサービスは、近年調査会社業界からの需要が拡大傾向にあるアンケート作成からローデータ・集計までのサービスを一括で受託するサービスです。当連結会計年度においては、調査会社からの案件受託本数、単価ともに好調に推移し、当サービスの売上高は、2,386,336千円(前年同期比15.2%増)となりました。

②D.I.Yサービス
D.I.Yサービスは、当社が独自に開発したリサーチ・ソリューション・プラットフォーム(GMO Market Observer)を利用して、顧客自身がアンケート作成から集計までを行うサービスです。当連結会計年度においては、当サービスの浸透により、利用頻度が増加し、当サービスの売上高は、537,367千円(前年同期比47.1%増)となりました。

③その他サービス
その他サービスは、最先端の技術や手法を活用したリサーチサービスとなっております。具体的には、EyeTracking、Scanamind、MROC、Conventional サービスなどがありますが、当連結会計年度においては受注が伸び悩んだ結果、その他サービスの売上高は、168,114千円(前年同期比36.4%減) となりました。
(「Scanamind」は、株式会社クリエイティブ・ブレインズの登録商標です(登録番号第5109952号)。)

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて273,046千円増加し、829,024千円となりました。
また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、369,829千円(前年同期は216,915千円の収入)であります。
これは主に、税金等調整前当期純利益187,101千円、減価償却費141,862千円による資金の増加があったためです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、48,032千円(前年同期は269,953千円の支出)であります。
これは主に、ソフトウェアの取得による支出24,075千円等があったためです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、49,073千円(前年同期は67,274千円の支出)であります。
これは主に、配当金の支払額36,223千円等があったためです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30857] S1009WR4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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