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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZTX

有価証券報告書抜粋 東北特殊鋼株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、東北大学とその附属研究所をはじめ、全国の国公立研究機関並びにユーザーとの密接な協力体制の下に推進しております。
当連結会計年度における研究開発活動をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

(1)特殊鋼事業
①特殊鋼分野
次世代産業への対応として、燃料電池用電磁ステンレス鋼のラインアップ充実化を進めており、一部量産供給も開始しております。また、オンリーワン技術である高硬度電磁ステンレス鋼は、環境負荷の大きいメッキ硬化処理を省略可能にしただけでなく、コスト削減効果も大きいとして高い評価をいただき、採用が拡大しております。
特殊合金の分野では、医療、新エネルギー、IoT関連で、今後ニーズが高まると予想される人工関節材料、振動発電合金など、機能性材料の長年の経験を活かした製品を開発し、好評をいただいております。

②熱処理加工分野
表面改質技術のうち、キリンコートCシリーズが『みやぎ優れMONO』に認証され、また大同特殊鋼株式会社と共同出願した『TM3(ティーエムキューブ)』はTi系膜では最高硬度を有しており、主要ユーザーのプレス金型テストでは数倍~数十倍の高寿命の評価をいただいております。この『TM3(ティーエムキューブ)』は各種展示会にも出展し、好評を得ております。近年、自動車の軽量化による高張力鋼板の難加工材の難形状加工となってきており、このような状況から新膜『TM3(ティーエムキューブ)』が期待されます。現在、熱間加工(800~1000℃)で使用可能な高耐熱新膜や高密着性を有する新膜技術の開発を継続しています。基礎評価、実機評価データを蓄積し、各種展示会に出展し、サンプル処理を開始しております。
真空浸炭処理は、粒界酸化がなく表面が清浄な処理が可能です。また細穴、止まり穴など複雑形状でも浸炭可能で弊社でも自動車部品へ採用されています。自動車部品以外の金属粉末射出成形による機械部品の耐摩耗向上に採用されています。今後、さらに部品用途への商品化を進めてまいります。
熱圧着技術については、寸法精度・接合性等の品質信頼性を高めることで客先の信頼を得ることができ、多様なニーズの製品を受注しております。また、難形状製品、非鉄や特殊材料の製品の接合技術開発を進めるとともに、製品の大型化への対応、検査や前段取り工程の自動化による省人化を進めております。現在、半導体製造治具、食品関係製造部品の分野で高品質評価を得ております。

当連結会計年度における研究開発費は138,087千円であります。
(2)不動産賃貸事業
研究開発活動は行っておりません。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01245] S1007ZTX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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