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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007VV3

有価証券報告書抜粋 大平洋金属株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当連結会計年度の研究開発は、3カ年計画(2013年度~同27年度)に基づき、生産工程におけるエネルギーの効率的使用と副産物の有効活用を主体にした生産技術の改善に加え、独自開発した湿式製錬法のこれまでの研究成果を踏まえ商業化へのスタディを行いました。
なお、当連結会計年度に支出した研究開発費は、総額171百万円であり、内訳はすべてニッケル事業であります。

(1) ニッケル事業

① 低品位ニッケル鉱石を対象とする湿式製錬法の確立
ニッケル鉱石調達対策の一環としての低品位ニッケル鉱石を原料とする常圧浸出法を用いた湿式製錬法のプラント試験は、一応の成果を得ました。
これまでの試験結果から、適正操業条件に大きく影響する鉱石の特性を見極めるための解析方法等、技術的課題となる事項に対し、検証試験を継続中であります。
② スラグ熱回収試験
フェロニッケル製造工程での副産物であるスラグの排熱から熱を回収し、製造工程への熱源とする試験を継続して実施しております。
複数の熱回収方法について小型試験機による実用化評価のための赤熱スラグを扱う試験結果を踏まえ、実工程への適用について、比較検討のための検証実験を継続中であります。
③ フェロニッケル生産工程からの副産物であるスラグの用途拡大
当該スラグの土木資材及びコンクリート用骨材としての品質特性並びに環境への影響の調査を進めており、収集したデータを基に用途拡大に向け継続的に試験を実施しております。

(2) 電力卸供給事業

該当事項はありません。

(3) その他

該当事項はありません。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01254] S1007VV3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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