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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007V0L

有価証券報告書抜粋 朝日工業株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社は各事業における需要および技術の進歩に対応するため、鉄鋼建設資材事業、農業資材事業の分野において、それぞれ研究開発に取り組んでおります。鉄鋼建設資材事業では、営業部開発担当が主にねじ節鉄筋およびその周辺商品開発に取り組んでおります。農業資材事業では、開発部の肥料開発課が未利用資源等を活用した有機質肥料の原料開発および高付加価値肥料の開発を行い、種苗開発課が新たな野菜品種の開発、開発された野菜品種の改良に取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は369百万円となっております。各セグメント別の研究の目的、主要課題、成果および研究開発費は次のとおりであります。

(1)鉄鋼建設資材事業
建築物の耐震強度を安定的に確保する工法として、従来の圧接工法から機械式継手工法のニーズが高まり、ねじ節鉄筋の需要が拡大しております。当社としても、ユーザーニーズに対応した高強度ねじ節鉄筋および周辺商品の継手、定着板の改良などを行っております。
高強度ねじ節鉄筋の開発においては、今後の構造物の高強度化に対応する為、2014年10月ネジエーコンUSD980の大臣認定を取得しました。定着工法においては、設計者への利便性を高めるため、構造物の設計ソフトへの「スクリュープレート工法」のプログラム化を推進しております。
また、土木分野への拡販を目的として、一般財団法人土木研究センターにて試験を実施し、NETIS(新技術情報提供システム)に登録しております。
当連結会計年度における研究開発費は77百万円となっております。

(2)農業資材事業
肥料開発分野では、未利用資源等を活用した有機質肥料の原料開発および低コスト・省力化ニーズに見合う商品開発に注力しております。
特に、家畜糞堆肥や食品残渣等を活用した混合堆肥複合肥料(商品名:エコレット)は2013年度より販売を開始し、各地での販売が進んでおります。今後も、有用な未利用資源探索を進め、地域資源の循環活用を目指した低コスト有機質肥料の開発に取組んでまいります。
種苗開発分野では、耐病性、収量性、食味向上などを目的に、付加価値の高い野菜種子の開発を進めております。特に、耐病性を付与することにより安心安全な野菜生産に貢献できる種子開発に注力しております。
2015年2月より、新たな自社開発品種として、収量性が高く食味のよいカボチャ品種(商品名:プリメラ)を販売開始いたしました。
今後も、2013年度に開設した神川農場を活用し、開発の促進、効率化、さらには普及拡大に取組んでまいります。
当連結会計年度における研究開発費は292百万円となっております。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01265] S1007V0L)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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