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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007RWD

有価証券報告書抜粋 日本鋳鉄管株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2015年4月1日~2016年3月31日)におけるわが国経済は、政府や日銀の景気対策等による円安・株高傾向を背景に、企業収益や雇用情勢に改善が見られるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。
当社グループを取りまく環境は、主力である水道用鋳鉄管類については、厚労省の水道整備費積算基準(一般管理費率、現場管理費率)改定等による全国需要の減少に加え、工事労働者不足等により、厳しい状況となりました。
このような環境のなか当社グループは、「鋳鉄管等コア事業の収益力強化」、「技術競争力の向上」及び「経営環境の変化に耐えうる財務体力の強化」に取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度の経営成績は以下のとおりとなっております。

当連結会計年度の売上高につきましては、子会社において水道用付属品等の販売が増加したことにより、前年同期と比べ4億42百万円(前年同期比3.3%)増収し、140億47百万円となりました。
損益につきましては、鋼屑などの原材料価格が前年同期に対し安値で推移したものの、連結財務諸表提出会社(当社)における鋳鉄管類の売上高減少及び競争激化による市況軟化等により、営業利益は前年同期と比べ2億23百万円(前年同期比26.4%)減少し、6億24百万円となりました。経常利益につきましても同様に、前年同期と比べ2億46百万円(前年同期比27.9%)減少し、6億36百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益の減少等により、前年同期と比べ1億76百万円(前年同期比31.2%)減少し、3億89百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

① ダクタイル鋳鉄関連
当連結会計年度の売上高は、子会社において水道用付属品等の販売が増加したことにより、前年同期と比べ4億71百万円(前年同期比4.0%)増収し、121億92百万円となりました。
セグメント利益(営業利益)につきましては、連結財務諸表提出会社(当社)の主力である水道用鋳鉄管類の販売量減少及び競争激化による市況軟化等により、前年同期と比べ1億94百万円(前年同期比32.2%)減少し、4億10百万円となりました。

② 樹脂管・ガス関連
当連結会計年度の売上高は、連結財務諸表提出会社(当社)においてガス用ポリエチレン管の販売が減少したことにより、前年同期と比べ28百万円(前年同期比1.5%)減収し、18億54百万円となりました。
セグメント利益(営業利益)につきましては、子会社のリサイクル事業で行っている堀上管事業の利益率が低下したことにより、前年同期と比べ23百万円(前年同期比9.6%)減少し、2億23百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結べースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、23億93百万円と前連結会計年度末と比べ1億42百万円(前連結会計年度末比6.3%)の増加となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は、12億5百万円(前連結会計年度は20億6百万円の増加)となりました。
これは主に法人税等の支払額3億50百万円があったものの、税金等調整前当期純利益6億19百万円、減価償却費8億67百万円等が、資金の支出を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は、8億11百万円(前連結会計年度は12億2百万円の減少)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出8億2百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は、2億51百万円(前連結会計年度は1億25百万円の減少)となりました。
これは主にリース債務の返済による支出97百万円、長期借入金の返済による支出95百万円、配当金の支払額66百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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