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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007W7R

有価証券報告書抜粋 モリ工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や日銀による金融対策の継続により、企業収益や雇用情勢の改善等の動きがみられましたが、中国や新興国の景気減速・原油をはじめとした資源価格の下落などから、先行きについては不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの属しておりますステンレス業界は、主原料であるニッケルの市況価格が低迷を続け、また在庫も高水準が続きました。このため買い控えなどの影響もあり荷動きは低調なままで推移いたしました。
このような状況下におきまして、当社グループの当連結会計年度における売上高は394億54百万円(前連結会計年度比2.1%減)となりました。収益面におきましては、数量減による工場稼働率の低下、原材料価格の低下による在庫などの評価損、円高による為替差損等により営業利益は22億61百万円(前連結会計年度比30.5%減)、経常利益は22億38百万円(前連結会計年度比36.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億73百万円(前連結会計年度比23.5%減)となりました。
これを製品部門別にみてまいりますと、
ステンレス管部門は、自動車用は軽自動車向けが不振でしたが、装飾用・配管用が健闘しました。また稼働後2年を経過したモリ・インドネシアは、売上高8億32百万円と前年比約3倍の増収となりました。その結果、売上高は198億94百万円(前連結会計年度比5.6%増)となりました。
ステンレス条鋼部門は、公共事業などの減少により売上高は107億63百万円(前連結会計年度比5.1%減)となりました。
ステンレス加工品部門は、売上高は21億11百万円(前連結会計年度比2.4%減)となり、家庭用金物製品の減少を他の製品でカバーできませんでした。
鋼管部門は、好調であった建設仮設材用に陰りが見えたため、売上高は44億36百万円(前連結会計年度比11.8%減)となりました。
その他部門は、パイプ切断機は増収でしたが、2015年10月1日付で通信販売事業を外部へ譲渡したため、売上高は22億47百万円(前連結会計年度比23.7%減)となりました。

(注) 1 報告セグメントが1つでありますので製品部門別に区分して記載しております。
2 上記金額には消費税等を含めておりません。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動により9億92百万円の収入となり、投資活動により10百万円、財務活動により6億77百万円それぞれ支出となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の残高は、期首に比べて2億81百万円増加し15億51百万円(前連結会計年度比22.2%増)となりました。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の24億51百万円に加え、たな卸資産が9億40百万円減少しましたが、仕入債務の減少14億48百万円、退職給付に係る負債の減少6億75百万円などにより、営業活動全体では9億92百万円の収入(前連結会計年度比13.4%減)となりました。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資による支出が10億14百万円ありましたが、投資有価証券の売却による収入7億83百万円などがあり、投資活動全体で10百万円の支出(前連結会計年度は11億13百万円の支出)となりました。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払い4億14百万円、自己株式の取得による支出1億89百万円などにより財務活動全体では6億77百万円の支出(前連結会計年度は9億43百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01315] S1007W7R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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